業界3位につけるコスモス薬品の21年5月期決算です。
九州地盤のドラッグストアで、関東の店舗数はようやく二桁に乗せました。
全国区で見ても順調に店舗数を増やしています。
店舗 |
2021 |
2020 |
増減 |
関東地区 |
25 |
7 |
+18 |
中部地区 |
73 |
48 |
+25 |
関西地区 |
171 |
159 |
+12 |
中国地区 |
183 |
175 |
+8 |
四国地区 |
118 |
114 |
+4 |
九州地区 |
560 |
555 |
+5 |
合計 |
1,130 |
1,058 |
+72 |
売上高は、420億円増加した一方で、売上原価は319億円増、販管費は61億円増でした。
その結果、売上高総利益率は19.7→20.0%、営業利益率は4.3→4.6%で改善しました。
売上高の伸びは鈍化しましたが、利益率は地道に改善しています。
資産は、現預金が521→551億円と増加しました。
また、建物及び構築物は1,924→2,092億円に増加しました。
債務は、長期借入金が56→41億円に減少しました。
利益余剰金は1,372→1,621億円に増加しています。
営業キャッシュフローは半分以下に落ち込んでしまいました。
仕入債務の圧縮と棚卸資産の増加が足を引っ張っています。
コロナ特需が一服したのか、昨夏以降は株価は軟調です。
国内市場でパイが限られる業界でも、再編の動きが出ているようです。
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