バフェット銘柄である三菱商事の24年3月期決算です。
金属資源が原料炭の市況悪化で足を引っ張っています。
複合都市開発も前期の売却益が無くなって減益しています。
セグメント別の当期純利益
セグメント |
2023 |
2024 |
増減 |
天然ガス |
1,706 |
2,195 |
+489 |
総合素材 |
620 |
644 |
+24 |
化学ソリューション |
295 |
95 |
-200 |
金属資源 |
4,393 |
2,995 |
-1,438 |
産業インフラ |
319 |
427 |
+108 |
自動車・モビリティ |
1,316 |
1,414 |
+108 |
食品産業 |
634 |
149 |
-485 |
コンシューマー産業 |
189 |
489 |
+304 |
電力ソリューション |
619 |
920 |
+301 |
複合都市開発 |
1,233 |
415 |
-818 |
売上高は\21.6兆→\19.6兆、純利益は\1.3兆→\0.9兆と減収減益でした。
24年に限らず、21年の様に思った以上に市況の影響が見えています。
資産は、現預金が\1.6兆→\1.3兆と減少しています。
その他に、売却目的保有資産が\0.2兆→\3.1兆と大幅に増加しています。
負債は、社債及び長期借入金が\3.5兆→\3.4兆で微減しました。
利益剰余金は\6.0兆→\6.5兆と増加しています。
営業キャッシュフローマージンは、2桁に届ず直近は2ポイント悪化しています。
フリーキャッシュフローも潤沢ですが、年次の変動が意外と大きく見えます。
株価は、年初の日経ラリーと共に上がっています。
チャートとしては、少し手を出し難く見えます。
|
|
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます