発掘シリーズでバリュエンスの22年8月期決算を見てみます。
「なんぼや」「BRAND CONCIER」及び「古美術八光堂」を通じて、ブランド品や宝飾品のリユース事業を展開しています。
国内のみならず、国外展開も積極的なようです。
店舗 |
2021 |
2022 |
増減 |
国内 |
125 |
130 |
+5 |
国外 |
21 |
34 |
+13 |
売上⾼は、109億円増加した⼀⽅で、売上原価は84億円増、販管費は18億円増でした。
その結果、売上高総利益率は26.4→25.9%に悪化、営業利益率は2.2→3.0%に改善されています。
卸売業のためか、利益率はパッとしません。
資産は、現預⾦が83→78億円に減少しました。
その他に、商品が39→63億円に急増しています。
債務は、短期借入金が83→119億円に増加しています。
利益余剰金は50→56億円に増加しています。
棚卸資産の増加もあって、営業キャッシュフローはマイナスに転じています。
ここら辺の判断は、この業種独特の難しさに思えます。
株価は大きく振れています。
\5,000の高値圏もあっただけに、しばらく様子を追いかけたいと思います。
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