新規候補であるMcCormick(MKC)の20年11月期決算です。
BtoCのConsumerとBtoBのFlavorの事業セグメントからなる、世界最大のスパイスメーカーです。
Consumerは増収増益、Flavorは増収減益だったようです。
Upper:Net Sales,Lower:Operating Income
事業 |
2020 |
2019 |
増減率 |
Consumer |
$3,596M $780M |
$3,269M $676M |
+10.0% +15.4% |
Flavor |
$2,004M $237M |
$2,077M $302M |
+11.9% -21.2% |
売上高は$5.3B→$5.6B、営業利益は$0.9B→-$1.0Bと増収増益でした。
コロナ禍でも堅調だったのは、生活消費財の強みなのでしょう。
資産は、現預金が$155M→$423MBと増加しています。
のれん代が$4,505M→$4,986Mと意外に目立ちます。
負債は、長期借入金が$3,625M→$3,753Mと微増しています。
他には、留保利益が$2,055M→$2,451Mと増加しています。
2017には英社、2020年には墨社の買収を実施しています。
営業キャッシュフローマージンはコンスタントに10%台後半、営業キャッシュフローに対する配当の割合も30%です。
株価はもみ合いながら、ゆっくりと騰げています。
安定してIncome Gainが狙えそうに見えますが、もう少し配当利回りが欲しいところです。
|
|
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます