ウォッチ銘柄であるマニーの23年8月期決算です。
針と糸を一体化したアイレス針関連製品、デンタル製品、サージカル関連製品などの医療機器事業を展開しています。
今期は、全てのセグメントが増収だったものの、デンタルが販管費をこなせず減益だったようです。
セグメント |
2022 |
2023 |
増減率 |
サージカル 売上高 利益 |
5,959 1,980 |
6,784 2,1217 |
+13.9% +7.1% |
アイレス針 売上高 利益 |
6,250 1,751 |
8,574 2,865 |
+37.2% +63.6% |
デンタル 売上高 利益 |
8,206 2,430 |
9,128 2,256 |
+11.2% -7.2% |
売上高は41億円増加した一方で、売上原価は12億円増、販管費は18億円増でした。
その結果、売上総利益率は61.6→63.0%に改善、営業利益率は30.2→29.6%に悪化しました。
高水準の利益率ですが、営業利益率が漸減しているのは気掛かりです。
資産は、現預金が227→254億円に増加しました。
他には、目立った動きはありません。
負債は、有利子負債は計上されていません。
利益余剰金は427→455億円に増加しています。
営業キャッシュフローが80億円に伸びて、営業キャッシュフローマージンは30%台を維持しています。
株価は\2,000を割り込んだままです。
もうちょっと割安感があればと、躊躇しています。
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