ウォッチ銘柄であるJPMCの23年12月期決算です。
コロナ禍からの脱却で運用戸数の増加ペースは上がりました。
もっとも収益は思ったほど伸びていません。
業種 |
2022 |
2023 |
増減 |
不動産収入 |
52,439 |
53,031 |
+1.1% |
運用戸数 |
106,704 |
110,206 |
+3,502 |
不動産付帯 |
2,427 |
2,541 |
+4.7% |
その他 |
1,360 |
1,780 |
+30.8% |
売上高は11億円増加したのに対して、売上原価は6億円、販管費は3億円増加しています。
その結果、売上総利益率は11.6→12.3%、営業利益率は4.2→4.5%に改善しています。
緩やかですが、利益率は改善基調に乗ったようです。
資産は、現預金が74→69億円と減少しています。
その他には、営業貸付金も23→22億円と減少しています。
負債は、長期借入金が23→17億円と減少しています。
資産は、利益余剰金が85→94億円と積み上がっています。
営業キャッシュフローは24→20億円と減少、営業キャッシュフローマージンは4→3%と悪化しました。
法人税の増加をこなし切れなかったようです。
上値が重い展開です。
輝きを失ったサブリース業界ですが、復活はなるでしょうか。
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