内容が難解なFPGの22年9月期決算です。
リースファンドから不動産ファンドに軸足を移しています。
会計処理の方法を変更したことで、売り上げ規模が大きく膨らんでいます。
事業 |
2021 |
2022 |
増減率 |
リースファンド |
11,161 |
14,232 |
+27.5% |
不動産ファンド |
2,621 |
43,691 |
+16.7倍 |
その他 |
1,141 |
1,268 |
+11.2% |
売上高は443億円増加した一方で、売上原価は373億円増、販管費は4億円増でした。
その結果、売上総利益率は78.5→31.5%、営業利益率は35.1→19.8%に悪化しました。
会計処理を変えたので、今期の解釈は意味が無さそうです。
資産は、現預金が208→131億円に減少しました。
その他に、商品出資金は209→807億円と急増しています。
負債は、長期借入金が137→124億円に減少しています。
一方で、短期借入金は290→728億円に急増、利益余剰金は256→325億円に増加しています。
今期のキャッシュフローも読み解けません。
複雑なファイナンスで稼いでいるのでしょうが、素人には理解不能です。
株価は底値からほぼ倍増しました。
でも分かる物を買えと言う格言からいえば、私には買ってはいけない銘柄です。
|
|