GAFA一角であるAppleの22年9月期決算です。
全てのカテゴリが伸び悩み、特にiPadは前年割れでした。
それでもMacとServicesが2桁の伸びを確保して下支えしたようです。
Category |
2021 |
2022 |
増減率 |
iPhone |
$192B |
$205B |
+7% |
Mac |
$35B |
$40B |
+14% |
iPad |
$32B |
$29B |
-8% |
Wearables |
$38B |
$41B |
+7% |
Services |
$68B |
$78B |
+14% |
売上高は$366B→$394B、営業利益は$109B→$119Bと増収増益でした。
特に利益率が高いServicesが柱になってきたのが大きいと思われます。
資産は、現預金が$35B→$24Bと減少しています。
また投資用有価証券は$156B→$145Bと減少しています。
負債は、有利子負債が$119B→$110Bと減少しました。
純資産も$63B→$50Bと減少しましたが、バランスシートは圧縮されていません。
営業キャッシュフローマージンは30%台に乗せて、フリーキャッシュフローもほぼ$100Bです。
キャッシュを稼ぐ力はダントツです。
iPhoneの減速感に加えて、利上げや資源高が追い討ちを掛けます。
ハードからソフト・サービスへの転換が急がれます。
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