外食大手であるアークランドサービスの21年12月期決算です。
カツ丼専門店「かつや」、からあげ専門店「からやま」などを展開しています。
今期も堅調に店舗数を増やして、売り上げも伸ばしています。
業種 |
2021 |
2020 |
増減 |
かつや 店舗 売上高 |
435 25,238 |
420 24,129 |
+15 +1,109 |
からやま等 店舗 売上高 |
167 9,547 |
137 8,438 |
+30 +1,109 |
海外 店舗 売上高 |
78 393 |
72 396 |
+6 -3 |
その他 売上高 |
9,026 |
5,670 |
+3,356 |
売上高は、56億円増加した一方で、売上原価は28億円、販管費は24億円増でした。
その結果、売上総利益率は52.4→52.1%、営業利益率は11.7→11.1%に悪化しています。
悪くなったとは言え、コロナ禍の外食で営業利益率11%台を維持したのは驚異的です。
資産は、現預金が159→189億円に増加しました。
固定資産では、のれん代が20→3億円に減少しています。
負債は、長期借入金が6→0億円、短期借入金が11→0.1億円に減少しました。
利益余剰金は、177→195億円に増加しています。
営業キャッシュフローマージンは10→14%に改善しました。
フリーキャッシュフローも50億円台に回復して、キャッシュリッチに戻っています。
堅調な業績でも、株価は¥2,000台前半で膠着しています。
ここで買えるかどうかが肝なんでしょうか。
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