S&P格付けAAAを誇るMicrosoft(MSFT)の21年6月期決算です。
今年度も全部門が増収増益でした。
それも数字合わせのレベルでなく、最低二桁なのがAAAならではの貫禄に見えます。
上段:Sales、下段:Operating Income
事業 |
2021 |
2020 |
増減率 |
Productivity and Business Processes |
$53.9B $24.4B |
$46.4B $18.7B |
+16% +30% |
Intelligent Cloud |
$60.1B $26.1B |
$48.4B $18.3B |
+24% +43% |
More Personal Computing |
$54.1B $19.4B |
$48.3B $15.9B |
+12% +22% |
売上高は$143B→$168B、営業利益は$52B→$69Bと増収増益でした。
成長の傾きからして、コロナ禍をむしろ追い風にした様子が見て取れます。
資産は、現預金が$14Bでほぼ横ばいでした。
その他に、Goodwillは$$43B→$49Bと増加しています。
負債は、長期借入金が$60B→$50Bと減少しています。
純資産は$118B→$142Bと増加しており、留保利益も$34B→$57Bと大きく増やしています。
営業キャッシュフローマージンは、今年は40%台後半にまで改善しています。
フリーキャッシュフローも$50Bに迫り、並の企業の売上高を軽く上回っています。
この1年の株価の伸びは、投資家の期待に十分応えています。
今更ながら、1年前にもっと買っておけばと後悔しています。
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