今年から参戦したVisaの20年9月期決算です。
1958年にBACのカード会社として設立されて今日に至ります。
2008年にNYSE上場、2013年にダウ銘柄に採用されました。
事業別の売上高の伸びは、金融機関へのサービスを提供するSeviceが1%、決済システムを提供するData Processingが6%と伸び悩み、International transactionがマイナスに転じてしまいました。
Revenues |
2020 |
2019 |
YoY |
Service |
9,804 |
9,700 |
1% |
Data processing |
10,975 |
10,333 |
6% |
International transaction |
6,299 |
7,804 |
▲19% |
Other |
1,432 |
1,313 |
9% |
Client incentives |
▲6,664 |
▲6,173 |
8% |
売上高は$22.9B→$21.8B、営業利益は$15.0B→$14.1Bと減収減益でした。
さすがのVisaも、COVID-19の前では一休みです。
資産は、現預金が$7.8B→$16.3Bと急増しています。
一方、投資用有価証券は$4.2B→$3.8Bと減少しています。
負債は、長期借入金が$16.7B→$21.1Bと増加しています。
純資産は$34.7B→$36.2Bと、こちらも増加しています。
営業キャッシュフローマージンは、落ちたとは言え40%台後半です。
フリーキャッシュフローも依然潤沢です。
今年度は仕方なかったと思っています。
来年度に向けて出直しです。
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