貴重な高配当増配銘柄である日本SHLの20年9月期決算です。
米CEBからライセンスされた人材アセスメントサービスを展開しています。
今期は、各サービス共に伸び悩んだようです。
サービス形態 |
2020 |
2019 |
増減率 |
プロダクト 売上高 比率 |
1,925 64.9% |
1,829 62.8% |
+5.2% |
コンサルティング 売上高 比率 |
962 32.5% |
995 34.1% |
-3.3% |
トレーニング 売上高 比率 |
76 2.6% |
89 3.1% |
-14.3% |
売上高は0.5億円増加した一方で、売上原価は1.0億円、販管費は0.1億円減少しました。
その結果、売上総利益率は84.8→88.3%、営業利益率は42.2→46.9%に改善しました。
売上高は伸び悩んだものの、webテストへの移行による原価低減が功を奏したようです。
資産は、現預金が41.3→38.9億円に減少しました。
今期は、長期預金が8.0億円計上されています。
負債は、有利子負債は今年も計上されていないようです。
利益余剰金は39.9→45.1億円に増加しました。
営業キャッシュフローマージンは30%台を維持しています。
堅実にキャッシュが積み上がる構図は変わっていません。
株価は緩やかに上がっています。
一方で景気冷え込みと3密回避による制約の影響が読み切れません。
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