2019/11/3 Microsoft(MSFT)

S&P格付けAAAを誇るMicrosoft(MSFT)の19年6月期決算です。 Azureが牽引するIntelligent Cloudを始め、全部門が増収増益でした。 17年に買収したLinkedInも業績に貢献したようです。 上段：Sales、下段：Operating Income 事業 2019 2018 増減率 Productivity and Business Processes $41.1B $16.2B $35.9B $12.9B +15% +25% Intelligent Cloud $39.0B $13.9B $32.2B $11.5B +21% +21% More Personal Computing $45.7B $12.8B $42.3B $10.6B +8% +21% 売上高は$110B→$125B、営業利益は$35B→$42Bと増収増益でした。 15→16年の停滞から抜け出して、成長軌道に乗ったように見えます。 資産は、現預金が$12B→$11Bと減少しています。 その他に、Goodwillは$36B→$42Bと増加しています。 負債は、長期借入金が$72B→$67Bと減少しています。 純資産は$83B→$102Bと増加しており、AAAの貫禄を見せています。 営業キャッシュフローマージンは、驚きの40%台を維持しています。 営業キャッシュフローに対する配当の比率は30%を切っており、増配の余地を十分に感じさせます。 配当利回りは2%を切ってしまいましたが、配当成長率を加味すると魅力的にも見えます。