電力銘柄で買い進めているDominion Energy(D)の18年12月期決算です。 同業のSCANA買収を控えた決算ですが、Southernと同じく電力とガス事業からなります。 発電を担うVirginia Powerでは、主力電源はNatural Gasとなっています。 原発はVirginiaに4基を保有しています。
売上高は$12.6B→$13.4Bと6%増、営業利益は$3.9B→$3.6Bと9%減でした。 燃料費の高騰と資産減損が影響したようです。 資産は、現預金が$0.1B→$0.3Bと増加しました。 その他に、原発廃棄基金が$5.1B→4.9Bと減少しています。 負債は、長期借入金が$25.6B→$26.3Bと増加しました。 一方で信用枠借入が$3.3B→0.3Bと大きく減少しています。 2016年のQuestar買収が大きく見て取れます。 営業キャッシュフローマージンが30%台半ばと高めですが、フリーキャッシュフローは2018年にやっとプラスのレベルです。 原発問題は悩ましいですが、景気下降局面もあって当面は目を瞑ります。 結果は吉か凶かは見てのお楽しみ。 |