最近は長瀬智也のCMでお馴染みなオープンハウスの18年9月期決算です。 東京都内の戸建を強みとしています。 昨今の住宅ブームに乗って、全セグメントで増収増益と好調だったようです。
売上高は861億円増加した一方で、売上原価は720億円、販管費は44億円増加しました。 その結果、売上総利益率は18.4→18.0%、営業利益率は12.3→12.1%に悪化しました。 昨年に続いて成長性は抜群ですが、利益率は芳しくないだけに先の見通しが気になります。 資産は、現預金が909→1,191億円に増加しました。 その他に、営業用不動産が195→472億円に急増しています。 負債は、長期借入金が886→956億円と増加しました。 短期借入金も419→1,116億円と急増しています。 相変わらずたな卸資産が増えているため、営業キャッシュフローは潤沢ではありません。 期末のキャッシュレベルは1,000億円を超えて来ました。 夏を過ぎて株価は軟調です。 19年度は売上高5,000億円を計画していますが、景気動向が見通せない上に来年の消費税率上げが重石になっているようです。 |