先週末のダウは、相変わらずQE早期縮小を懸念した利確売りが
収まらず、引けに大きく下げました。
こうなると、負の連鎖で日経も一層軟調になってきます。
ドル為替が、100円ラインに向けて強烈に巻き戻されつつある
こともあって、4月中旬頃の値にまで下げました。
東証1部の売買代金は3兆286億円です。
アメリカ雇用指標の発表を前に、予想を上回ればQE早期縮小、
あまりに下げ過ぎれば腰折れ、ほど良い加減に下げない限りは
売り先行と予想されて困った事態です。
ロイターで見つけた記事より。
正当化され得るかどうかにかかわらず、市場の期待が経済の
現実を変え、期待通りの現実を成立せしめる能力を、再帰性と
呼ぶようです。要は、市場の流れとは投資家のセンチメントで
決まると言う事ですか。
このままアベノミクスは沈んでしまうのか、それとも不死鳥の
ように参院選へ向けて再び羽ばたけるのか。
今は気絶して結果を待ちます。
6/3 日経
終値13,262(-513)
6/3 ドル為替(TTM)
100.45(-0.73)
5/31 ダウ
終値15,116(-209)