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健康第一!!  で 気ままに過ごしております。

読み終えた「本」の紹介や感想などを掲載、健康管理の画像、また、庭の様子の写真などを、”日記風”に掲載しています。

司馬遼太郎全集10「国盗り物語 前編(斎藤道三)」を 読み終えました。

2023年05月26日 17時11分25秒 | 読書
京都妙覚寺の小僧 法蓮房
松波庄九郎
奈良屋庄九郎
山崎屋庄九郎
西村勘九郎
長井新九郎利政
斎藤山城守道三
と名前が変わっていく、この小説の終わりに近くなると「美濃の蝮(まむし)と呼ばれだす。その辺りから尾張の国、
「尾張の虎」と呼ばれている織田弾正忠信秀と対決していく。
また、その最後のあたりから織田信秀の息子「信長」が登場してくる。
戦国時代の下剋上の典型的な物語である。
本当に、そんなにうまくいったのかな?と思えるような疑問がわくぐらいの(とんとん拍子的)小説である。
(後編は、「織田信長」中心の部で、楽しみであります。)

司馬遼太郎全集の「風神の門」を読み終えました。

2023年05月21日 16時03分17秒 | 読書
伊賀忍者の「霧隠れ才蔵」が活躍する物語である。
大阪の冬に陣、夏の陣において才蔵を中心に伊賀忍者と甲賀忍者(「猿飛佐助」など)が、真田幸村の配下として
行動をおこした物語である、
子供の頃に忍術遣いの漫画を見たことを思い出しながら楽しく読んだ。

陳 舜臣の小説「太平天国」を、読み終わりました。

2023年04月03日 21時15分05秒 | 読書
阿片戦争から8年後、1851年に「エホバより世直しを受けた」という洪秀全は、金田村
で蜂起して「太平天国」を宣言し、自らを「天王」と称し、「太平天国」を樹立した。
理想郷を目指し清朝軍と対立。1853年に太平天国軍は南京を陥落させて国都とし、名前
を「天京」と改める。
しかし、1856年太平天国で内訌がはじまり、洪秀全が幹部の北王、燕王、東王楊秀清を
殺す。石達開の家族も殺す。この年に、アロー号事件(第二次阿片戦争)が起きる。186
4年6月、洪秀全死去。その年7月天京陥落。そして同年の8月に最後の太平天国軍は、黄河
のほとりで清朝軍に包囲されて壊滅した。また、この年に日本では王政復古が行われ、京都
から江戸に遷都し、明治と改元された年である。1856年から1864年までの、足掛け14年
間の「太平天国」の物語である。

おかしな(不思議な)宗教的な考えに基づいた国の方針と運営、および戦略では、必ず
破綻がくる。この事に、気が付かない人が現代でも存在する。そのいい例が、オーム真
理教であり、また、最近では旧統一協会とか言う団体である。人類の発展にたいしての
「迷惑団体」「危険団体」と言える。中国において1851年にそれが発生したということ
である。