goo blog サービス終了のお知らせ 

健康第一!!  で 気ままに過ごしております。

読み終えた「本」の紹介や感想などを掲載、健康管理の画像、また、庭の様子の写真などを、”日記風”に掲載しています。

陳 舜臣 の 小説「阿片戦争」を読みおえました。

2023年03月22日 15時02分23秒 | 読書

歴史小説「阿片戦争」の<前編><後編>ともに全部読みおえました。

阿片戦争ということを詳しく理解ができたようにかんじています。

清朝国の閉鎖した国の運営と英国の貿易立国の立場との食い違いが

よく理解できた小説でありあました。

小生は、現役時代(輸入酒仕入れや販売を担当)に、ジャーデン・マセソン商会の取り扱いで 「ホワイトホース」スコッチウイスキーなどを仕入れ販売等の仕事に従事していた時代が ありまして、その当時のことを思い出しておりました。現在もそのジャーデン・マセソン商会 は、貿易商として活躍していることは、大変重要なことであると痛感しています。

陳舜臣の中国ライブラリー小説「諸葛孔明」を読み終えました。

2023年02月26日 20時46分07秒 | 読書
諸葛氏の起源は、「諸県から陽都に移住してきた「葛氏」」と、ほかの「葛氏」との区別を
するために、「諸葛氏」と名乗ったのが起源とされている。
後漢の光和4年(西暦181年)9月1日に諸葛珪(しょかつ けい)の次男として生まれる。
本名は「亮(りょう)」(明るいことを意味する。)。
その当時の、諸葛珪は、泰山郡の現代の副知事相当の行政官の「丞(じょう)」で俸禄は
二千石を得る家柄であった。
諸葛亮は後年、しきたりにより自分であざなをつけるときに「孔明(こうめい)」(はな
はだ明るいを意味する)を、選んだのである。あだ名は、「臥龍(がりゅう)」(伏して
寝ている龍のこと)劉備(りゅうび)が「蜀(しょく)」という国を興し、覇権を拡大
しようとすることで、優秀な軍師を求めて田舎に隠棲していた「臥龍(がりゅう)」の
諸葛孔明のもとを訪れたが、孔明になかなか会えず、劉備は再訪を重ね、三度目にやっと
会うことができ、そのことから「三顧の礼」ということわざが生まれた。
中国の三国時代(魏、蜀、呉)の、西暦228年、魏と蜀による「街亭での戦い」で、馬謖
が指揮を執る蜀軍が、魏の張郃が指揮を執る魏軍に敗れた。この戦いで敗れた蜀軍は全軍
撤退を余儀なくされ、第一次北伐は失敗に終わった。
その原因、孔明は、馬謖の機智才略を評価して全軍の指揮をゆだねた。しかし、馬謖は
自分の才に溺れてしまった。馬謖起用には反対もあったが、孔明はあえて強行した。
その信頼を裏切られたのである。馬謖は軍の獄につながれ、孔明はその処分をきめなけ
ればならない。「斬る」と」いう字を、孔明は判決文に書いた。その文字の上に、涙が
落ちた。「泣いて馬謖を斬る!」の、ことわざが生まれたのである。
その後、諸葛孔明は建興12年(西暦234年)8月の五丈原の戦いの陣中で病に倒れ、
享年54歳にて死亡するまで劉備(劉備亡き後の後継者劉禅も含め、蜀の国の)の軍師
将軍を務めた。


逢坂 剛 の小説「平蔵の母」を 読み終えました。

2023年02月09日 15時04分46秒 | 読書

池波正太郎没後二十年以上経って、「長谷川平蔵」を蘇らせた作家は、逢坂 剛である。
逢坂の父は、池波正太郎の「オール讀物連載中の鬼平犯科帳」の挿入絵画家の<中 一
弥>である、その縁で火付盗賊改長谷川平蔵の新しい魅力を引き出した小説のなかの
一冊である。

平岩弓枝の小説「葡萄街道の殺人」を読み終えました。

2023年02月02日 19時01分01秒 | 読書
この小説のあらすじとしては、殺人事件の物語としては、
あまり面白くない推理小説で、つまらない小説と思う。
しかし、日本人の女性主人公の人物がドイツワインの
醸造場への試飲旅行に出かけるので、その過程でいろ
いろとドイツワインの話が出てくるので楽しく読ませ
てもらった。
小生は、現役時代は、酒類の卸売り企業に勤務しておっ
た関係で、特にドイツワインの仕入れと在庫・品質管理
におおよそ25年ぐらいは関わっていた関係で、昔を懐か
しく思い出して楽しく読ませてもらった。
ヨハニスベルク村のシュロス・ヨハニスベルガー醸造所
についての話とか、ベーレン・アウスレーゼワインとか、
トロッケンベーレン・アウスレーゼワインとか、また、
アイスワインなどの話が、ちょくちょく出てきて、現役
当時に勉強したことを思い出して懐かしく読ませて貰っ
た。
(ちなみに、トロッケンベーレン・アウスレーゼワイン
とは、腐熟乾粒酒のワインで最高級ランクの濃厚甘口
ワインのことで、一粒づつピンセットで摘んで集めて、
その良質な乾葡萄のみで醸した「貴腐ワイン」のこと
であり、「アイスワイン」とも言われている貴重な
ワインであり、その味を思いだしておりました。)