かながわ いーとこ

神奈川県にはいろいろな景色があり、魅力に溢れています。ぶらぶら散策して見た風景・いいところを少しずつ紹介します。

ヨコスカフレンドシップデー2016(その3・艦艇一般公開 海上自衛隊掃海艇「えのしま」)

2016年08月08日 | ぶらっと散策
「ヨコスカフレンドシップデー」に行きました。
アメリカ海軍横須賀基地の一部開放がある、毎年恒例のお祭りのようなイベントです。
「ヨコスカフレンドシップデー」全体の様子はこちらでご覧いただけます。
ミサイル駆逐艦「カーティス・ウィルバー」乗船の様子はこちらでご覧いただけます。

艦艇の一般公開が目玉の一つですが、
今年は、アメリカ海軍のミサイル駆逐艦「カーティス・ウィルバー」と
海上自衛隊の掃海艇「えのしま」が一般公開対象でした。

今回は海上自衛隊の掃海艇「えのしま」を紹介します。

アメリカ海軍のミサイル駆逐艦「カーティス・ウィルバー」の脇に停泊し、
タラップでつなげていますので、今回は「カーティス・ウィルバー」から
見学するようなルートになっていました。

「カーティス・ウィルバー」の脇に停泊する「えのしま」

「カーティス・ウィルバー」が8,362トンに対し、
「えのしま」は660トンです。

艦番号は604


「カーティス・ウィルバー」から見た「えのしま」


掃海艇「えのしま」は、2012年に竣工した新しい船です。
船体が強化プラスチック(FRP)でできているそうです。
磁気等により感応する機雷を避けるためだそうです。

「カーティス・ウィルバー」の後部ヘリ甲板にタラップがかけられています。


「えのしま」に乗船します。

けっこう行列ができています。

乗船するとすぐに階段を登って、艦橋(ブリッジ)に向う見学コースになっています。
「えのしま」の救命いかだ


信号旗が掲げられたマスト

7枚の旗で W、E、L、C、O、M、E だそうです。

艦橋(ブリッジ)裏には信号旗がきれいに整理されています。


艦橋(ブリッジ)脇の通路から見た「カーティス・ウィルバー」


艦橋(ブリッジ)前のスペースから見た船首部分


艦橋(ブリッジ)


ブリッジ内部に入ります。


操舵系と思われる計器類


司令席


自艦の位置を示す計器


ラッパ


定位置に置かれたラッパ

奥に水深の計測モニターがあり、16mとなっています。

右舷から艦橋(ブリッジ)を出ます。
目の前に「ロナルド・レーガン」


見学コースは、艇の後方に向かいます。

後方中央にあるボート


水中処分員のパネルと潜水具


再圧タンクも展示してあります。

潜水作業で減圧症になった隊員を治療するそうです。

後部甲板に降りていきます。
いろいろな機材があります。


水中航走式機雷掃討具S-10

探知機の役割のようです。

フロートという機雷除去作業で使用する器具だそうです。


フロート等をつなぐロープ類

通電できる電線になっているようです。

ワイヤーもあります

手前の白い器具は、カッターと言われるもののようです。
機雷に取り付けられたワイヤーを切るためのものです。

所せましと機雷除去作業で使用する器具が並んでいます。


ワイヤー等の操作ボックス


船首方面に進みます。

船首にある20mm多銃身機銃


銃身が「ロナルド・レーガン」に向いていますが、
浮いている機雷を破壊するのが主な使用目的のようです。


そろそろ見学コースが終わります。


「カーティス・ウィルバー」から見た「えのしま」の船尾の装備


写りきらないのでもう1枚


いろいろ見どころが多くて面白かったです。