かながわ いーとこ

神奈川県にはいろいろな景色があり、魅力に溢れています。ぶらぶら散策して見た風景・いいところを少しずつ紹介します。

西丹沢の紅葉と滝と畦ヶ丸登山(後半・本棚分岐~畦ヶ丸~大滝沢)

2019年11月17日 | 丹沢

昨日紹介した前半・西丹沢ビジターセンターから滝めぐり)の後半になります。
9月に西丹沢を訪問したときと同じルートで再訪しました。
今回はルートの要所の画像や説明は省略しますので、興味のある方は次のリンク先の記事をご覧ください。
その1「西丹沢西沢滝めぐり」
その2「本棚分岐から畦ケ丸へ」
その3「大滝峠上から大滝橋まで 秘境大滝沢」

10月の台風19号の被害で西丹沢ビジターセンター手前の道路の一部が崩落し、
一時期通行止めとなっていたり、途中の橋が流失するなど少なからず影響があったようです。
紅葉の様子とあわせて、台風被害で残っている影響等をお知らせしたいと思います。
なお、今回の行程で使用したカメラは普通のコンデジで、RX100M7ではありません。

本棚を見た後、本棚分岐まで戻ります。
本棚分岐付近の紅葉がきれいでした。


本棚分岐から小さな梯子を登り、別の沢に入ります。
沢の右側を登っていきます。

沢の途中にある堰堤脇を通過


前回よりも岩と倒木が多いなかをのぼります


途中振り返ると高度も上がっているのがわかります


200mぼど進んだ左手に木の階段が現れます


ここからが「登山道」になります

このあたりはまだ青い葉が多いです

木々の間から先ほど見た本棚分岐付近の山が見えます


登り始めて10分弱でベンチに到着。
その後は尾根を進みます。

左手に隣の尾根が見えます


一転くだって下唐棚沢におり、隣の尾根にとりつきます


隣の尾根を登ります。
先ほど見えていた色づいた木々の中を進みます。


気持ちがいい!


痩せ尾根も抜け


さらに隣の尾根も見えます


そうこうしているうちに、善六ノタワに到着

標高1030m

木々の間からは、神奈川県と山梨県の県境の尾根も見えます。

標高1000m超えなので、落葉しています

善六ノタワから畦ヶ丸の中間点の1148mのピークに向けて登ります。
途中木々の間から、先ほど登ってきた紅葉がきれいだった尾根が見えました。


1148mのピーク手前からブナ林になりますが、ほとんど落葉していました


倒木もありました

奥に見えるお椀形が1148mのピーク

ねじれたブナも折れていました


ぽつんと葉が残る木


落葉しているので、枝越しに展望はあります
みなみ側

きた側


先にちょっとだけ残る葉っぱ


畦ヶ丸まで最後の登りを登り、木の門を抜けると

すぐに畦ヶ丸山頂に到着


山頂から痩せ尾根を通って100mほど先に避難小屋があります。

避難小屋にあった道標に注意の案内が


避難小屋からは急なくだり
くだった先の小ピークとの間の鞍部が崩落していました。


わかりにくいですが、本来の登山道は手前の丸太から下って、
先のピンク紐の木の脇まで階段状になっていましたが、
それらがごっそり崩落していました。


暫定ルートは、鞍部の右手の斜面を下って、

ロープに沿って木まで登りかえす

足元が砂地で、最後の木までの数歩がロープもなく、急坂なので結構ひやひやしました。

少し離れたところから見た崩落現場


色づいた落ち葉の絨毯


カラフルな1枚


ブナ林も一面落ち葉


ところどころに色づいた木が残っています


大滝峠上の手前

ここもカラフル

たくさん撮っていますが、かなり急な下り

大滝峠上のベンチで、尾根道をはずれて左(東)に曲がります
ここからも下りです。
下り始めは落ち葉もあり踏み跡がわかりにくいのでご注意を

途中細い尾根道を下ります。
大滝峠上から下って沢に出るまでは、道標が1しかないので、途中この道でいいのか
と不安になります。
基本的には1本道ですが、

途中に小ピークがあり、この時期の落ち葉で踏み跡がわかりにくいところもあります。
1か所ある道標も、90度左に曲がる(沢に降りる)地点にあります。
地図によれば距離430m
※9月の記事では数枚写真を掲載しています。

沢におりました。
午後1時頃ですが、9月の時よりも暗い!

谷底なので、少し日が傾いただけで明るさがぜんぜん違います
※暗いといっても、ライトが必要とかいうレベルではなく、きれいな写真が撮れないという意味です。

ちょうど右半分が陰になり、左半分に日が当たっています

9月のときとは雰囲気が違います
というわけで、しばらく暗い写真だらけになったので足早に下りました。
写真も省略

苔むした岩を通り抜け、


一軒家避難小屋に到着

ここは日が当たっています

一軒家避難小屋前の橋には、流木がたくさんありました


一軒家避難小屋から下流の紅葉が良い感じでした


一軒家避難小屋からしばらくは、川沿いの高いところを通ります


途中振り返るときれいな沢


岩の切通しを抜けると、いったん沢から離れて右側が切れおちた道になります
周囲はいい感じに紅葉しています


グラデーションの木


黄色い葉


そして今回一番期待していたポイントに到着
巻き道の終点で、沢にくだる直前のロープの張ってある地点です
その目の前の尾根の斜面


到着した時点では少し雲で日が陰っていたので、少し待つことに
30分以上待つと、日が差してきました。


アップ


かなり時間をロスしたので、ここから先は小走りで下ります。
先ほどの絶景ポイントからジグザグに斜面をくだって、沢に出ます。
マスキ嵐沢です。
沢沿いの道を小走りに進み、所々で撮影


大きな岩と流木


大滝上の堰堤と小さな滝


大滝の上から


大滝


大滝橋方面に進んだ所に、河原に降りる道がありますので、降りてみました

大滝まで行くには、沢靴がないとちょっと厳しいです

あきらめて急坂をのぼります。

ここから先は杉林、抜けると川沿いの砂利の道になります。


この道も、沢から流れてきた小岩で道がふさがっていました


小走りが奏して、大滝橋バス停の発着時間の2分前に到着


帰りのバスから撮影した丹沢湖の紅葉の様子
焼津ボート乗り場近く


焼津ボート乗り場駐車場


6年前に撮影にきたところです
2013年11月の丹沢湖の紅葉の様子

さらにバスで進むと、山の間から檜洞丸が見えました


国道246号線からは富士山も見えました



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西丹沢登山詳細図

地図は必須です。道標が少ない箇所もありますのでほかの地図でもいいので必ず持っていきましょう。