かながわ いーとこ

神奈川県にはいろいろな景色があり、魅力に溢れています。ぶらぶら散策して見た風景・いいところを少しずつ紹介します。

西丹沢の畦ケ丸に登ってきました(その3・大滝峠上から大滝橋まで 秘境大滝沢)

2019年09月09日 | 丹沢

前回紹介した、その1の「西丹沢西沢滝めぐり」と、
「その2・本棚分岐から畦ケ丸へ」の続きです。

3回に分けて紹介する最後の行程で、今回は大滝沢を下った様子を紹介します。
1回目でもお伝えしたとおり、今までの丹沢エリアの山行で一番楽しかった。理由の一つが
いい意味で期待外れのこの大滝沢の下山です。

※※登山道が沢沿いを通るため、大雨や台風のあとは増水して危険な場合があります。※※
※※この記事は、たまたま晴れの日でしたので快適な内容となっていますが、※※
※※悪天候時、好天でも悪天候の後はご注意ください。※※

大滝峠上からの下り


少し下ると尾根道になります

痩せ尾根道は迷いようがありませんが、少し広くなると慎重にすすみます

若干薄い踏み跡を進みます

表示板が少ないので若干不安になるので、都度地図で確認

ようやく最初の案内板

大滝峠上から10分弱
ここで尾根を外れ、沢に下る道になります。
(地図では90度左に曲がります)

倒木で登山道がふさがっていますが、乗り越えて進みます


沢が見えてきました

特に地図では沢の記載はありませんが

沢に沿った踏み跡を進みます

ここで標高約900m

渡渉ポイントには黄色い案内板があるので、これが目印になります


沢に沿った道もあれば


岩だらけで踏み跡もないところもあります

でも行く先は沢の下流なので進みます

先に黄色い案内板が見えてきます


さらに下っていった苔エリア


何度か渡渉し、沢を俯瞰する箇所もあります


沢の流れ


美しい光景です


岩畳のような箇所も


沢の脇の高いところを歩くようになり、見下ろすときれいな沢


すぐに下って渡渉
岩畳の中にポツンと苔むした岩


高いところから先が見通せますが、また渡渉が見えます

その渡渉ポイント


そうこうしているうちに、一軒屋避難小屋に到着

大滝峠上から約35分

一軒屋避難小屋の正面


トンボがいました


特に休憩せずそのまま下ります

橋から振り返って一軒屋避難小屋


一軒屋避難小屋からは、沢の左岸の少し高いところを歩きます


沢が右手に折れていきます

道も流れに沿って右手に折れますが、
すぐに切通しのような岩が現れます


ここから沢を離れ、巻き道になります


右手が切れ落ちた道で、途中に何か所か橋があります


右側は急斜面


地図に記載があったアルミ階段


アルミ階段の先で、崖に突き当たります。
ロープが張ってありますが、結構な断崖

ここから向きが変わって、沢に向かってジグザグに下っていきます。
地図では一気に100m下ります

下り終わると、先ほど崖下に見えていた沢に到着

マスキ嵐沢というようです

ふたたび沢沿いの道を下ります


また苔ワールド


このような中を進み、


沢から少し高いところを歩きます


堰堤がありました

地図によると、マスキ嵐沢とその前に歩いていた沢が蛇行した後に、この堰堤の手前で合流していたようです

足元が沢に向かって斜めになっているうえ、湧き水で滑りやすそうな個所はくさりがあります


沢に向かって下る箇所もくさり


沢におります

橋が変な向きになっていますが、流されているようです。
向こう岸に渡渉します

渡渉途中の景色

岩肌と水の流れ

下流


この先で橋を渡り、右下に沢を見る道になったところの看板

足元は注意できますが、上から落ちてくる岩は注意しようがない?
(沢の水音でおそらく落石の音が聞こえないのではないかと思います)

右手の沢の小さな滝


木々の間から正面から見えました


さらに進んだ大きな滝

この滝は正面から見るのには木があって見にくいです

(うろうろ撮影ポイントを探しましたが)

頭上注意の区間には、新しそうな岩が転がっていました


沢に下るロープが張られた道がありましたが、バスの時間が微妙でしたのでそのまま直進

杉林を進み


護岸整備された沢沿いの道になります


それでもいい雰囲気です


岩肌がきれいなポイントも


やがてゲートや東海自然歩道の看板が現れ、


終点の道路に到着

大滝峠上から約1時間35分
一軒屋避難小屋から約1時間

車道側からの登山道入口の様子


大滝橋バス停

バス停から見える大滝橋キャンプ場


丹沢の登山は、特に東丹沢では階段状の登山道が多く、
修行の様な山行になることが多いのですが、
今回の畦ヶ丸は、沢や滝があってとても充実したものになりました。

秘境感もあって満足でした。

※※登山道が沢沿いを通るため、大雨や台風のあとは増水して危険と思われます。※※
※※この記事は、たまたま晴れの日でしたので快適な内容となっていますが、※※
※※悪天候時、好天でも悪天候の後はご注意ください。※※

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西丹沢登山詳細図

地図は必須です。道標が少ない箇所もありますのでほかの地図でもいいので必ず持っていきましょう。