かながわ いーとこ

神奈川県にはいろいろな景色があり、魅力に溢れています。ぶらぶら散策して見た風景・いいところを少しずつ紹介します。

観音崎から馬堀海岸駅まで(横須賀市)

2014年05月24日 | 神奈川のいいところ
観音崎から歩いて馬堀海岸方面に進みます。
観音崎の様子はこちらでご覧いただけます。

観音崎のバスターミナルから車道脇の歩道を少し歩くと、ボードウォークという
海岸脇にある木製の遊歩道となります。

ボードウォーク入口から振り返った観音崎方面。


正面は、観音崎京急ホテル


観音崎京急ホテル手前で、ボードウォークから車道に戻ると、
道の反対側に横須賀美術館があります。

ガラス張りできれいな建物です。
今度ゆっくり来ることにします。

しばらく車道脇の歩道を進みます。
ちなみに、東京近郊を環状にぐるっと1周する国道16号線の起点は、
観音崎京急ホテル前となります。
何か碑のようなものがあるのかと思いましたが、
道路を管轄する事務所の管轄を示す看板のみありました。
観音崎京急ホテルの前を通り過ぎ、防衛大学校の訓練場前を通り過ぎると、
走水漁港に着きます。

振り返った湾内の先に見える白い建物が、防衛大の訓練所です。


走水漁港の先に、御所ケ崎があります。
小さな公園になっていますが、先端には行けません。

走水は、日本武尊と弟橘媛の伝説がある地です。

沖合には大型の艦船の影が。

護衛艦のようです。

御所ケ崎から坂を登って行きます。
あいにくの天気で見えませんが、この付近からは富士山も見えるようで、
関東の富士見百景にも選ばれています。

手前の橋は、防波堤まで渡る橋のようですが、漁業関係者専用のようです。

ここから下りになります。
国道16号線と海の間に住宅がたくさんある地区を過ぎると、
横須賀市水道局の走水水源地管理センター脇に走水水源地があります。
駐車場のなかに、看板と

水汲み場があります。

走水は昔から地下水が豊富だったことに着目したフランス人技師のヴェルニー氏が、
明治7年に走水から横須賀製鉄所までの水道工事に着手し、明治9年に完成した
とのことです。
今でも1日二千立方メートルの地下水を横須賀市内に供給しているそうです。
ここでもヴェルニーさんの名前が出てくるんですね。
横須賀港のヴェルニー公園の名前の由来のヴェルニーさんです。

国道16号線の反対側には、煉瓦造りの建物があります。

登録有形文化財 走水水源地の看板があります。

水源地からしばらく進むと、海に向かう道(本線)と、
陸に向かう細い道に分岐します。
細い道はすぐにトンネルになります。

旧水道トンネル(走水トンネル)といって、市内で初めて水道管を敷設した
トンネルです。今のトンネルは軍用道路として拡張したものですが、
当時のものは低くて狭かったようです。
途中でいったん切れて、もう一つのトンネルがあります。


ここから海に向かうと、そこが馬堀海岸です。
うみかぜの路として遊歩道が整備されています。


振り返ると、走水海岸方面が見えます。


海沿いの遊歩道も晴れていれば気持ちがよさそうです。

猿島や横須賀市街も見えます。

ここまま少し歩き、左折して住宅街の中を進むと、京急の馬堀海岸駅となります。

観音崎から馬堀海岸駅まで約1時間の行程でした。