2006 砺波市美術館 至高の精神展2・18-3・12 neutral production

展覧会とリンクし、期間限定で開設するブログ。ニュートラルプロダクションがみなさまとインタラクティヴに創り上げていきます。

raison d'etre

2006-01-12 | review
2005 元麻布ギャラリーTOYAMA


ここ2回の作品の延長線上にあり、重低音を響かせた箱の上に張ってある布が振動し、その揺れにシンクロして映像を投影します。

投影の支持体を揺らすことにより、擬似的な立体画像が現れます。

「Artists X + one 触展」 2005

2006-01-12 | review
ファイヴ ヴァイブレーションズ five viberations

「音を聴く、音を見る、音を触る」
5つの箱にはスピーカーが内蔵されています。そのスピーカーからはそれぞれ異なる周波数の重低音が継続的に流れています。その重低音により、箱の上部に貼られている素材と箱自身が振動します。
5つの重低音を聴覚、視覚、触覚で体感して下さい。

「Artists X + one 触展」2004

2006-01-12 | review
ノイズからノイズへ  noise to noise

 この作品は音を楽しんでもらう参加型(インタラクティブ)のものです。会場のどこかに設置されたマイクがその時々に発せられる音を拾い、それを電子的な信号に変換します。交換された信号を元に準備されている音が、ヘッドフォンを通して流れます。環境として鳴っている音による変化を再認識したり、また自分から出した音により変化するサウンドを聴き、疑似演奏をするような感覚を楽しんで下さい。

「Artists X + one 触展」2003

2006-01-12 | review
ブレイルポインツ(点字)・ゲームII    Braille points game II

この作品は、あなたの周囲(前後左右6方向)から聴こえる「音」を体感・体験してもらい、純粋に音の広がり、重なり、うねりなどを楽しんでいただくものです。さらにこの音は全て聴こえれば右前、左前、真前、真左、右後、左後の6方向からになるはずです。この位置は、点字の6つのポイントを示しています。まず、指定された位置に、そして映像が正面に見えるように立って下さい。この音は一定のリズム(間隔)で切り替わっています。6方向のうちいくつかの方向から音が聞こえてくるはずです。つまりその方向のポイントが点字のポイントを示します。すなわち、一定の方向から鳴り続けている間は、一文字を示していることになります。これらの文字をつなぎ合わせると一つのメッセージが読み解かれることでしょう。また映像では音の出る方向を表現しています。聴覚と視覚から与えられる一体感をお楽しみ下さい。そして、視覚障害の方とコミュニケーションをとりながら、メッセージの謎解きを楽しんでいただけると幸いです。

「Artists X + one 触展」 2002

2006-01-12 | review
ブレイルポインツ(点字)・ゲーム  Braille points game

 これは、晴眼者と視覚障害者とのコミュニケーションを目的としたゲームです。壁面の6つのスクリーンは、点字の1マスを表しています。6つのスクリーンの中で、画像が映っているところが点の部分、映らないところは点のない部分です。画像は6拍毎に切り替わり、次のマスに変わります。音には、視覚障害者のためのガイドとして、6拍の中に、サイン音(ピッ、ピッという音)が含まれています。1拍目にサイン音がなれば1の点、2拍目になれば2の点があるということです。晴眼者は、視覚障害者に6つのスクリーンの中で、映像が映っている場所を、スクリーン上の赤点のガイドに従い、スキンシップ(掌や背中)で示します。視覚障害者は、晴眼者に示された場所から、点字を読みとり、晴眼者に伝えます。

グループ展 「Artists X + one 触展」 

2006-01-12 | Weblog
グループ展 「Artists X + one 触展」  http://www.cozy.gr.jp/shokuten/
触展の趣旨
造形家の創作において、“造る”ことの意味は多様性をもつべきです。
それは、発表する場合においては尚更です。ともすれば、作家の独善で創作から発表が行われ、鑑賞者はこれを無条件に受け入れてきた感があります。Artists X+oneの展覧会の方向性は社会性の中に創作の意識を展開させ、これまで美術作品の発表の場において鑑賞の機会が極端に少なく、また、展覧会組織そのものにもその方々をサポートする意欲に欠けていたとも思われる視覚障害の方々にも、鑑賞の一助を供与できればと考えたことに始まります。つまり、感覚による作品鑑賞を可能とする展覧会の在り方を探るものです。さらに、+oneの意味においては、作家相互の創作に対する意識向上と、研究意欲の刺激という点において、多様な示唆を与えてくれる作家を一名招待することにより、活性化を図るものです。

2005年 砺波市美術館 個展 「three vibrations」

2006-01-11 | review
2005年 砺波市美術館 個展 「three vibrations」

期間   平成17年1月6日(木)〜16日(日) 
内容
 会場床面に均等に設置した90センチ平方の水槽3か所に、波紋をイメージした映像をコンピュータ処理して投影する。また、会場には映像の動きにあわせ、やはりコンピュータを使用して作った音(音楽)を流す。スピーカーを水槽の底面に設置することで、水面には音に合わせて波紋ができる。また、音は3つの異なる周波数のサイン波を断続的に流す。
 また、プロジェクタからの映像を斜め上方から投影することにより、波紋の反射が壁に映し出される。
 「水、音、映像」3つの振動を意識して「three vibrations」と題し、暗く照明を落とした会場に浮かぶ3つの映像(視覚)と、音(聴覚)を刺激し、空間全体から感じ取ってもらいたい。

2004年 元麻布ギャラリーTOYAMA 個展「a day in three lives」

2006-01-11 | review
2004年 元麻布ギャラリーTOYAMA 個展「a day in three lives」

期間   平成16年2月12日(木)〜26日(木)

内容
 会場天井から床に吊した3本のスクリーン(W.90 H230)に3種類の映像を投影する。
 別々の3人がある1日、自分が存在した場所で見ていた風景を、am9:00からpm9:00まで1時間に1回、1分間ずつ撮影する。その映像を3本のスクリーンに同日、同時刻ごとに同時に上から下に流れるような(映画のフィルムのような)映像として投影する。また、その時カメラで録音されていた音も流す。

2004年 砺波市美術館 個展 「neutral scene」

2006-01-11 | review
2004年 砺波市美術館 個展 「neutral scene」

期間  平成16年1月6日(火)〜12日(月・祝) 

内容
 会場中央に吊るした80センチ平方のスクリーン6か所に、日常的な風景をコンピュータ処理して投影する。また映像の動きにあわせ、やはりコンピュータを使用して作った音(音楽)を会場の4隅に設置したスピーカーから流す。
 暗く照明を落とした会場に浮かぶ6つの映像(視覚)と、音(聴覚)を刺激し、空間全体から感じ取ってもらう。

2000年 個展「neutral scene ─曖昧な風景─」

2006-01-11 | review
2000年 個展「neutral scene ─曖昧な風景─」 聳庵(八尾町)


内容
会場全体をオブジェやグラフィックスでインスタレートした。30センチ立法のガラスを用いたライトオブジェ、天井から床すれすれに吊した電球、自ら撮影した写真を再構成し、タイポグラフィと組み合わせたグラフィックス、サウンドとともに流れる映像が映し出されるモニター。また会期中にはゲストとしてノイズDJアライグマ氏を迎えたライヴと、自らの演奏も行った。