エッセー

新聞記事を切り抜いて、感想を書いてみたい

探し物日記

2007-08-31 21:15:38 | Weblog
今日も1日、
探し物に明け暮れていたような気がする。
自分でなくしてしまったもの。
明日の会議のための書類。
修正。
訂正あったのかなかったのか、正解はいったいどっちか。
疑いはじめればきりがない。
私人間。
生き物。
川原の中の石っころ。
自分に聞かせる子守歌のメモ帳。
それの所在を忘れてしまった。
あったのかなかったのかわからなければ探し物の旅に出ることもできない。
極端な記憶力の悪さが原因だろうと思われる。
答えのないものに自分勝手な空想をして、
悦。浸っている。
三日坊主の私の思い直して書く日記は、
何を探せばいいのか、どうかからの書き出しだ。
いつしか、
そこはかとなく。
探し物そのものが生き甲斐になってしまったようだ。



白い紙

2007-08-29 22:39:32 | Weblog
さっきから、
目の前の白い紙をじーっと見つめている。
眠いせいだろう。
歌を忘れたカナリア。
えほんだったか、童謡だったか、
歌とも言えない。
物語とも言えない。幻。
空想しながら、
じっと見つめたまんま。
やっぱり、
眠いんだ。
絵は描けないけれども、
メモがきならかける。
それすらかけず、
鉛筆すら持ち合わせていなかった。
じーっと。
やっぱり、
じーっと見つめている。
歌を忘れたカナリヤを想いながら、
見つめている。



出勤

2007-08-28 19:30:42 | Weblog
今日の午後の出勤は20時。
PM8時。
いや7時半にしよう。

消したテレビの、
上に置かれた時計が、
7時5分から7時10分へと時を刻んでいる。
頭の中にはまだ、
天気予報のバックミュージックが、
余韻している。
晴れのち曇り。
ところにより雨。雨よりも大雨の予報。

ズボンだけはいている。
Yシャツ。ネクタイは衣紋掛け。

靴下は、
2足ある。
洗いざらしにしようか、もう半日はきましょうか。

律気な時計だ。
私のようにいい加減なものは時計にはなれない。
7時20分へと、もう少し。
ネクタイを結ばなくては。
Yシャツしめなくたは。
さあ出勤。
いざ出動。
、、年のせいだな 最後の出勤姿チラチラさせたりする、、
学徒出陣は大昔のこと。
銃後の守りは女たちと子供と年寄りの仕事。
もう7時半だ。
洗いざらしの靴下に決めた。
私は、ホテルマン。
では行って参ります。

2007-08-27 02:01:21 | Weblog
栗毛。
日本海のかぜを受けながら、
前足をたてて草を食べている。
なだらかな、丘、山の斜面。
頂上には、360度の展望台。
秋ではない。
春や初夏でもない。
夜明けでもない。
夕焼け空でもない。
いつから彼が私の心の草原に住み着いたのか解らない。
この頃では、
老眼鏡を外して、
悲しくもないのに出てくる、
涙を拭うとき、
遠く見つめるとき、
その風景とともに現れる。
疾駆するために食べる草。
その食べる姿に、
孤独なる形容詞はもう使うまい。
一生懸命食べておくれ!
そうして、走っておいで。
お腹が空いたら食べにおいで。
ぐるぐる回りながら、
いつものように、
あつい!熱いいななきを探しておいで。
私の中の、
筋肉質の栗毛イケメン。
馬よ!

自動ドアー

2007-08-26 14:35:48 | Weblog
玄関。
大きなガラス戸。
その前に、
さっきから、つっ立って居る。
いろんな商品が、
綺麗に並べられている。
あの納豆巻きとおいなりを買いたいんだ。
なぜ、
開かないんだろう。
キャッチするには十分すぎるほどの体積はある。
会社から、スムーズに出てきたのが証明だ。
レジの女の子は忙しそうに数字を打ち込んでいる。
なぜと、
首をひねったら、ガラスに町並みだろう映っている。
車が往来する。
その向こうには、山だ。
田圃の向こうの山だ。
その向こうは、
その向こうにも何かがありそうな気配。
山とも、海とも、、。
昔は、
このような便利な綺麗な自動ドアーはなかった。
その昔にも。
その昔の昔にも。
もっと大きなむかしには、、、
すーっと、
冷気が流れた。
あっ!
開いた。
母に食べさせたい納豆巻きが、おいなりが買える。
どうして開かなかったのか、
どうして幻想してしまったのか、
そんなことなどなかったかのように、
レジで、
清算をして、
店を出た。
山また山の向こうの山と空を見上げたりして。

大曲花火大会

2007-08-25 07:12:48 | Weblog
大曲花火大会の日です。
いい天気です。
毎年、
雨、小雨、大雨になりがちですが、
今年は朝からいい天気です。
どん、ドドーン、
ドンドン、パパパパパパーン、パパ、パパどーん。
ここは田沢湖高原温泉です。
車で、1時間と少しのところが会場です。
河川敷。
陣取り合戦。
桟敷席。
お昼過ぎくらいから国道46号線は渋滞。
105号線。
今年、不発に終わった人。
夜空いっぱいに、花開いた人。
何とか明日に望みつなげた人。
花火など。花火など、、、。
大型バスがいっぱいです。
いろんな想いたちが夜空焦がします。
ドドドドド。
ぱぱぱぱぱ。パパパパパーン、、、。

消しゴム

2007-08-15 00:22:09 | Weblog
今使っている消しゴムは本当によく消える。
文房具屋さんではなくて、「くらしの店?コメリ」の文房具売り場で見つけてきた。
かるーくこするだけで、ほんととよく消える。
今年のお盆のように暑ーい日が続くと、うすーい空色がとってもいい。
消しゴム。
エロ爺の頭は、”ごめんなさい”
女の人の、
薄衣までその色から幻想してしまう。
暑ーい!せいなんだ。
薄ーい水色の消しゴム。
おお 明日になった。
冷房の真横にいるのに、
額、
鼻、
胸パンツに汗が、
にじむ。
にじむより 流れる。
今夜は宿直だから、
まだ、やすまれない。
晩酌の、
水割り焼酎も、
隠れてこっそり飲むしかない。
大義名分の旗を振らなければ気が済まない私は、
今夜も、
鉛筆の芯で黒くなった消しゴムを、
左の手の指でごしごしこする。
”ボケ防止”。
綺麗になった、
薄ーい水色の消しゴムで、
今夜は、
どの明日の幻想を消したたらいいだろう。
どの幻想を、
保存したらいいだろう。
消しゴムの黒い斑点をごしごし消しながら、
幻想するのも、
これまたもう一つの楽しみなるかな。


大好きなシャープペンシル

2007-08-13 22:57:41 | Weblog
午後お墓参りに行くとき、
Yシャツのポケットに、
ボールペン二つと一緒に放り込んだ。
確かに入れた。
もうあやふや。
ペン先の長いの。
100円では買えない。
400円だったか。600円だったか。
ろうそくに火をつけるときだろうか、
さっき車を探してきたが、なかった。
何度なくして、何度見つかったことか。
今度はどうだろうか、、、。
せっかく鉛筆を持って行ったのだから、
メモ用紙持って行くべきだった。
掃除はしたんだが、
荒れた、お墓。
デジカメに保存するように、
忘れないように、
報告書作成の資料とするために。
誰への?報告書。
メモでもとっていれば紛失しなかったかっもしれない。
黒い、
大好きなシャーペン。
また、
戻ってきてくれるだろうか。

田沢湖高原

2007-08-12 23:14:33 | Weblog
ほんとうに、
暑い日だった。
もう、
21時を回ったのに、
冷房のそばにいるのに、
額に汗が流れる。
暑いせいだ。
ただぼーっと、
1日を眺めている。
老眼鏡のせいだ。
悲しくもないのに、
この頃涙が出る。
今日は、
ほうら、
こんなにでた。
いや、
すみません。
ほとんどが汗なのだろう。
今日でもない。
明日でもない。
帰りのアスファルトは、
まだ、むわっとする照り返し。
秋田でも、
田沢湖の高原でも、
暑いときはやっぱり。
本当に暑かった。

帰省ラッシュ

2007-08-11 18:22:46 | Weblog
お盆を、
ふるさとで。
帰省ラッシュがピークだそうです。

高速道路。
電車。

空は、海外組。

お墓のお掃除してきました。
火をたいての、
おばあちゃん。
そのおばあちゃんのお父さん。
そのおとうさんの、
おばあちゃんたちの、
お迎え準備整いました。

ふるさとでは、
西瓜や、
笛や、
太鼓を打ち鳴らして、
皆さんをお待ちしております。

実家。

帰省ラッシュで、
電車や、
道路が、いっぱいなのだそうです。