もんたの日記 1/31

ふー、、。
うん。
読みきれなかった。
わん。
空気だな。
だろう、
ハネ爺さん。
顔の前、
町を包んでいる、
山から遠く山々をしっかり存在をさせている、
空気だろう。
その空気の色だろう。臭いだろう。感覚なんだろう。
春を、
思ったんだろう。
うん。
わんわん。
今朝も、
春を、感じながら、
気が早いな。
言葉にはしない、独り言。
出勤をしていった。
うん。
わしもわしの温度計をじーっと見つめている。
わん。

もんたの日記 1/30

何日ぶりの日記だろう。
少し雪の降った庭で、
Uターンをして、
ハネ爺さんが出勤。
癖か、習性。
正確無比、自分だけの時刻表に固執しているんだろうか。
また、
時計の時刻を読んでいる。
わん。
4:55．
わん。
口から外に、出してはいない。
うん、
独り言とは言わないな。
、、春に近い雪だな、、。
。。冬の山登りは、登りつめたな。。
運転をしながらの独り言。

零時

零時。
0、
よりは零時の零が好き。
水といっぱいの氷。
大、大好き。
おコメの焼酎
おばこのお尻に、
目が、奪われてしまう。
もう少し、
零時は、長くていいと思う。
大好きだから。
零時になると、
何かが生まれるような、
思いがしてしまう。
でも、
れいじ、
零時。
焼酎とおんなじぐらいに、大好き。

もんたの日記

散歩。
除雪車が作った、
雪の壁の頂に上った。
深夜の町を見渡した。
信号の点滅。街灯たち。夜更かしの蛍光灯たち。
ハネ爺さんは、
耳を立て、
前足を突き立てる、
臭覚を研ぎ澄ます、。
遠吠えの姿が好きなようだ。
頂の頂上にもう一度立って、
真剣なポーズで、
声には出さない。
わんわん。
わん。
遠吠えをして、
散歩よりかえる。

山登り

もう少しだ。
頂上に上れば、
これ以上はない、達成の爽快感だろう。
晴れていれば、
下界が見える。
空を仰げる。
雨や風や眼前を覆う霧、ガスが流れると、
頂上。
うん、、、。
位置がわからない。
登りきったとすれば、
ずーっと歩いているから、
下っている、、。
これは、
ああ。
これは、
涙ではない。
霧雨に交じり合った、
汗だ。
ぬぐっても、
ぬぐっても、吹き出てくる。
よしんばだ。
晴れ渡らなくても、
この汗の達成感が、
山登りに私を駆り立てる。

ぼやき

有名なぼやきは、野村監督のぼやき。
有名でない私は、
ぶつぶつ、、、。
太陽と、
月見草。
えっ。
ひまわりだったか。
ようやく、に、、、。
老眼鏡を見つけて、
そうだなと、つぶやく。
、、、、。
鳩山さん。
上手な、
ぼやきは、、。
いいものですぞ。

もんたの日記 1/22

これといって、
書くことがない。
うん。うーん、、。
散歩とトイレ。
目の前の、
明らかに見えるもの。
見えるものを、
つなぎとめている空間。
小首をかしげながら、あくびなどしての、退屈らしい呼吸をしている。
わん。
吐いた息はどこぞへ行くのだろうか。
誰かに、吸い込まれているのだろうか。
見えないけれども、
流れ、流されているんだろうか。
これといって書くことがない。
だから、
こんなことを思ってしまう。
わん。
日記につづる想いではないんだろうな。
うん。
わん。
犬だから、
それもありかな、、。
わん。

もんたの日記 1/21

冬の雨。
終日、
夜、深夜、未明。
わん。
降ってる。
重い風雪にならなかった。
わん。
天気も時代とともに変わるものなんだな。
わん。
アスファルトの雪が、
きれいに洗われた。
洗うというのは、
きれいにという形容は、
人間様にとっての形容詞だな。
わん。
わんわん。
雨のにおいを嗅いでいる。
音を、
じーっと、、わん、じーっと。
見つめている。
わしを見つめているボスがいるのではないのかなと思うときもある。
見つめられているわしをみつめている、わわん。わし。
朝なのに、
まだ降っている。
アスファルトに降っている、
冬の大寒の雨を見つめている。
わん。

もんたの日記 1/20

大寒、
あす、、明後日、、。
うん。
よく眠った。
２４時間分のたかが５分。
わん。
諦観。
違う。
決して諦観じゃない。
質量の密度だ。
マラソンと百メートル競走のどちらが偉いかと同じ。
わん。
よく眠った。
散歩だった。

もんたの日記 1/19

ゆうべは出迎えてやらなかった。
散歩はしなかったが、
早い夕飯だった。
いつもの大きなワゴン車。
知っていた。
ハネ爺さん。
マジ、怒っている。
なんども、
なんどもワシの名前呼んで、
部屋の前に来た。
とけい、時計の針は１１時。
思いの散歩でいいと決めていた。
待て、
社交辞令もまた必要だな。
わん。
うん、わん。
お帰りなさい。
出てあげた。
出てあげたら頭なでてもらった。
かわいがってもらったほうがいいに決まっている。
うん。
わんわん。
出迎えてやらなかったわしを、
肴に、
晩酌をしている。
生意気。
人を使い分けている。
ペットの分際で、、。
一言、、。
飼い主の責任を果たすべきだ。
わん。