IRONING番長 ~second season~

日本製カットソーメーカー フルヘッド安達のブログです
仕事の事や趣味のエクストリームアイロニングについて
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ツバル

2007-10-01 21:17:27 | Weblog
皆さん、こんにちは。アイロニング班長のスチームベイダ-です。

いよいよ10月に突入です
今日、10月1日は色々な事がありました。

郵政民営化だったり、
緊急地震速報がスタートしたりと・・・

神奈川の方は災難でしたね

昨日震度5強、来たそうで・・・
葛西のアジトに震度5強の地震がきたら・・・想像しただけでエクストリームです

しつこい様ですけど、また環境問題に触れます。

1978年、10月1日。
ツバルと言う国が英国より独立致しました。

メディアでご覧になった方もいらっしゃるとは思いますが、ツバルと言う国は温暖化の影響で世界で最初に無くなる国ではないかと言われています。
エクストリームアイロニング界では『UNDER THE SKY』が有名ですが、ツバルの子供達が将来の自分の国の絵を描いた時、『UNDER THE SEA』と言うタイトルで海に沈むツバルを描いていました

我々、先進国の人間のツケは真っ先に彼等が受ける事になります

ベイダ-はツバルの子供達が描いた『将来のツバル』の絵を忘れられません・・・


1949年10月1日。
中華人民共和国成立。
この国は現在爆発的な成長をしている国です。
成長に伴い、化石燃料の消費は著しく増加しております。

同じ、10月1日に建国されたこの2つの国。
方や、温暖化が原因で消滅するであろう国。
また、成長に伴い温暖化を加速させる国。

どちらも、我々先進国がどうこう言える問題ではないと、ベイダ-は思います

原因は全て、我々先進国にあるのですから・・・・・。


今日、ベイダ-は革手袋を中国にて製造している商社の方とお話をしました。
その革手袋を安く作る為に、薬品は川へ垂れ流し。
この事態を重く見た中国政府は、次々に工場を営業停止にしているそうです。

この商社の方は、「薬品の影響で中国人の労働者達は何人も亡くなっている」と、平然と言いました。
ベイダ-は、
「じゃあ、中国政府がその工場を営業停止にするのは当然なのでは?」
と言ったところ、

「営業停止にされたんじゃ、こっちは困るんだよねぇ。それに中国人だって生活の為に辞める訳ににはいかないんだよ!」と、これまた平然と言っていました。

ベイダ-は、ア然としました。
「じゃあ、どうするんですか?」と聞いたところ、

「次はインドあたりに持って行くしかねぇな!!」と、これまたサラッと言いました。

おいおい!と思い、ベイダ-は、
「廃液を処理する方法を考えないのですか?」
と、聞いたところ、

「コストが合わなくなるでしょ?誰も買わないよ。日本のお客さん」
と言われ、これ以上の議論は無理と判断しました。

長くなってすみませんが、とにかくこのような現状なのです

全ては我々先進国のエゴでこのような事態が起こっていると理解しなければいけないのではないでしょうか?
「より安く。より安く」をキャッチフレーズとする日本企業のエゴと、消費者である我々のエゴは、まったく関係の無い国々の犠牲から成り立つ事を忘れてはならないのです!!!
ベイダ-のくせにすみません。

皆さん、本当にシャレになってませんよね?
よく考えてみて下さいね

今日のベイダ-、マジですから

本日は長々とお付き合い頂き有難うございます。

とりあえず、
KEEP THE IRON HOT ! !