TVerで小公女セイラを観ています。
懐かしの志田未来ちゃんが薄倖な主人公役。高校生の頃なのですね。今は30を少し過ぎたくらいでしょうが、最近はあまりお見かけしません。子役時代から大活躍の女優さんでしたね。
さて、この小公女は有名な児童文学。私も子どもの頃図書館で借りて読みました。
タイトルが不思議で興味をそそられたのですが、内容はヘビーないじめに耐え強く生きる少女が、最後には幸せを掴む物語です。たしか、フジテレビ系列日曜夜のアニメでもやっていましたね。
このドラマはそんな古典文学を今風のジャパニーズ仕立てにしたもの。全寮制女子校の学園長が樋口可南子さん。短髪がすごく似合うベテラン女優ですが、綺麗ですね。
斉藤由貴さんが学園長である姉をサポートする妹役をしています。キリッと威厳ある姉と正反対の天然ボケキャラ。姉に口答えできないイライラを部屋に隠したお酒で紛らす姿がユニークです。ストレートで一気飲みだとしても、あんなにすぐ酔うか? 笑
裕福なお嬢様セイラが亡き母の母校に転入し、最初こそはもてはやされたけれど、父が突然の事故死で財産を失ったとたん屋根裏部屋に追いやられ、召使として朝から晩までこき使われ、生徒らからもいじめを受ける。
まさに天国と地獄、天涯孤独となったこのいたいけな少女に何という仕打ち。こんな悲しい物語は他にないのではと心が痛みます。
しかし、セイラはくじけず前を向いて明るく生きていく。今の運命に抗わず受け入れていく様に勇気づけられます。
ドラマでは同じ召使の役で、セイラを励ます淡い恋のお相手として林遣都さんが出ています。いい感じ❤️
過酷な環境でもたくましく自分の道を切り拓くセイラの姿に惹きつけられます。
見応えあるので、最終回まで楽しみ、終わるのが寂しいような気持ちで配信を待っています。