岡山新報デジタル

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ウンキュウとは?

2023-03-01 12:01:42 | 日記
【ニホンイシガメの純粋DNAを護ろう】

●ニホンイシガメとクサガメの交雑種とは何か⁉️🤔

🔴ウンキュウ
ウンキュウはクサガメに近い特徴を持つもの、ニホンイシガメに近い特徴を持つもの、両者の中間的特徴を持つものなど、バリエーションが豊富である。一般的に種間交雑により生まれる雑種には正常な繁殖能力を持たないものが多いが、ウンキュウでは繁殖能力が維持されている個体が多く確認されている。結果、純粋なクサガメとニホンイシガメを両親に持つウンキュウは両者の中間的な特徴を持つと思われるが、そのウンキュウどうしを繁殖させた場合、雑種第2代以降は遺伝的に偏りが生じるため、よりクサガメ的な特徴を持つもの、またはよりイシガメ的な特徴を持つものなどが生まれてくる。また、ウンキュウと純粋なクサガメ、もしくはニホンイシガメとの間に交雑が起こった場合、その子供にはやはり遺伝的な偏りが生じるため、それぞれクサガメ、ニホンイシガメの特徴を強く持つウンキュウが生まれてくる。このことがバリエーションを豊富にしている理由だろう。このように繁殖能力が維持されるという特徴はクサガメとニホンイシガメが生物学的に近縁であることをしめしている。研究者によってはクサガメとニホンイシガメを同属にするべきであるとの考え方もある。しかしながらウンキュウに繁殖能力があるからといって、両者が同種ということはない。自然状態においてクサガメとニホンイシガメという種が明確に保持されている以上、クサガメとニホンイシガメは別種である。

自然状態において本来クサガメとニホンイシガメは好む生息環境にずれがあり、あまり頻繁に雑種を作ることはないと思われるが、放流や生息地の改変などの人為的影響で両者の出会う機会が増えることは両者の生殖隔離を乱してしまう結果となるため、頻繁にウンキュウが出現する環境というのは好ましいものではないだろう。ただ両者の生殖隔離機構については未知の部分が多いため、ウンキュウはその解明の手がかりになる存在であるかもしれない。

「幻のカメ」とも言われ、一時は高価であったが、近年ブリーダーが増えたため、価格は下がっている。飼育自体は水替えや強力なフィルターなどを用いて清涼な水質を維持する、日光やそれに準じる電灯設備下でしっかり甲羅干しをさせる、栄養バランスの整ったエサを与えるなどのカメの基本的な飼い方を守っていれば、容易である。クサガメの性質を受け継いでか、飼育者にもよく慣れるようである。ただあくまでも雑種、ペットということを踏まえ、野外への放流はしてはならない。

※下記画像はウンキュウです
甲羅や顔にはクサガメの特徴が強く現れていて一見するとクサガメに見えますが、手足にイシガメの特徴であるオレンジのラインが出ている(1枚目の左前脚)ことや甲羅の色合いからウンキュウと判別できます。



○直下の写真左側がイシガメで右側がウンキュウです。





岡山新報デジタル【今日は何の日】

2023-03-01 06:48:16 | 日記
ビキニ・デー(3月1日 記念日)
1954年(昭和29年)のこの日、太平洋にあるマーシャル諸島のビキニ環礁でアメリカ軍が水爆実験を行い、付近を航行していたマグロ漁船「第五福竜丸」(静岡県焼津市)の乗組員23人全員が被曝した。



実験当時、第五福竜丸はアメリカが設定した危険水域の外で操業していた。危険を察知して海域からの脱出を図ったが、延縄の収容に時間がかかり、数時間に渡って放射性降下物(いわゆる「死の灰」)の降灰を受け続けた。

船体や人体を十分洗浄もしないまま、強い放射能汚染のある状態で帰港までの2週間船上で生活をした。放射線による火傷、頭痛、嘔吐、眼の痛み、歯茎からの出血、脱毛などの症状を呈し、「急性放射線症」と診断された。

その後、約半年後の9月23日、無線長だった久保山愛吉(くぼやま あいきち)が被爆の影響もあり死亡した。この死が国内外に衝撃を与え、日本において原水爆禁止などの反核運動が始まる動機になった。危険水域の外であったにもかかわらず、被爆の被害が発生した原因は、当初アメリカ軍が水素爆弾の威力を実際よりも弱く見積もり、危険区域を狭く設定したことにある。

第五福竜丸は現在、東京都江東区の夢の島公園にある東京都立第五福竜丸展示館に展示されている。この日には反核の集会などが行われる。