先日の大雨で大きな被害を被った山形県。
「小国町が完全孤立」の報道を知って心配していたが、
不通になっていた113号線が6日には片側交通では
あるが通れるようになった、と昨日の調べで知った。
問題は橋桁が落ちて現在も不通の儘の米坂線である。
遠い昔のことだが、米坂線に乗りたいが為に新潟市に
行ったことがある。
山形駅から奥羽本線・普通列車で先ず米沢駅に行き、
米坂線に乗り換えて新潟駅に行くのだ。
特急も新幹線も走らない路線だから、今でも4時間2分
も要してしまう。
のんびり屋の私は苦にならないが、「時は金也」の世間
では回避されるから、大赤字になるのも頷ける。
先日、JR各社が赤字路線の収支を発表した。
米坂線の名こそ出なかったが、山形県内を走る二つの
路線が悪者のように名前を出された。
だから、廃止路線になる、と宣言されたも同じだ。
そんな時に米坂線が災害で不通になった。
泣きっ面に蜂みたいな状況になったのである。
不通前と同じ橋を造れば、また来年も壊れるかもしれな
いのだから、悩みは尽きない。
私が米坂線に乗ったのは、どこもかしこも真っ白な真冬
のこと。それこそ米坂線の最大の魅力と思っていたから
乗ったのである。
本当に乗っといて良かった。
自然は時として脅威だが、穏やかな時には目に鮮やか
な御馳走である。
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