ホイッスルバード あいざわぶん

月に近付く

世界陸上選手権大会が9日間の競技を終えた。

この選手権も米国のテレビ業界が開催日程に影響を

及ぼしているのだろうか。

競技中に脚が攣ったり痙攣したりと、選手を壊す為の

レースでは意味が無いと感ぜざるを得なかった。

 

開催都市ハンガリーのブダペスト市は北緯47度。

日本最北・稚内市が北緯45度だから、それより北の

ブダペストでも体調がおかしくなるのでは、開催日を

変更するしか健康的なレースではない、ということだ。

 

世陸を少し調べてみると、奇数年の8月か9月に開催

する、と決まっているらしい。

やはり米国のテレビ業界が関係している、と私は疑う。

そして、次開催は2年後の東京開催である。

開催日も決まっていて9月13日が初日になっている。

今年の9月13日が来れば、危険なことが理解できるに

違いないが、東京開催はその儘の日程になってしまう

のだろう。

でも、東京開催からの変更を私はまだ期待したい。

 

ところで今回の開催中、私は夜の散歩でブダペストの

月と同じ月を見ている、と常に思いながら歩いていた。

細い三日月に始まり、太い半月で開催は終ったのだ。

最終日の女子走り高跳びではウクライナのヤロスラワ・

マフチフ君(21歳)が2m01で金メダルに輝いた。

戦争が始まって避難生活をしながらの快挙である。

 

背面飛びでバーを越える時、瞬間的に月が目に映る

のでは・・・と想像した。

「月に二メートル近づける人」という言葉が浮かんだが、

身長2mの人も居るから独創的発想ではない。

だからマフチフ君に捧げる歌なのに、棒高跳びの人を

頭に浮かべて歌を詠むことにした(笑)。

 

  飛び上がり背(せな)にてバーを越ゆるとき

  人は五メートル月に近づく  ぶん

 

まだ完成形とは言い難いので、投稿は来週にしよう。

【写真】走り高飛びで優勝したマフチフ君。

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