のほほん主婦のきまま生活

裏千家茶道と着物大好き

茶道具の「銘」と和歌

2016年02月03日 | 日記
裏千家の淡交社から出ているテキストは、毎年同じ課題で12か月発売されます。
昨年は「稽古場で学ぶ 水屋しごと」とてもよくて12冊まとめて購入しました。

今年は「茶の湯 銘と和歌」です。
手のひらサイズのテキストなので、通勤の行き帰りにぴったり。

お稽古の時、茶杓の銘は必ず聞かれます。
毎回いくつか覚えていきます。
季節感たっぷりで「銘」についてはとても興味がありました。

テキストは茶杓に限らずいろいろのお道具の銘が出ています。
そして、どの和歌集の誰が詠まれたかや解説が出ています。

理系人間で古典は苦手でしたが、これを読んでいると奥が深くて面白いです。
学校では、一文字一文字、助詞とか助動詞とか文法重視でしたが、よく知ってる歌の幾通りもの解釈が比較されていてわかりやすく書かれています。

歌会始がそうであるように、和歌は読むのではなく、歌うものだそうです。

学校は学問を教える場でしょうが、やはり学ぶことが楽しくなるような内容であって欲しいです。

この年になって、化学や数学よりも歴史や文化に興味が出てきました。
ちっとも上達しない絵手紙やペン習字より、色紙にお習字を書いて絵を添えることができるといいなと思うこの頃です。

還暦を前にやりたいこととがいっぱいあって楽しいです。
若く過ごさなきゃ。

コメントを投稿