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奥州初老カメラ小僧

趣味のカメラ・音楽、身辺に起る出来事等、好き勝手・気ままに綴るブログ。閲覧はご自由に。でも、無断引用は御遠慮下さい。

最近見たテレビ番組から(1)

2009-08-26 23:38:27 | テレビ番組評
最近、NHKで2週にわたり、「SONGS 中森明菜」という番組が放映された。
この番組については、全国紙の某新聞のテレビ欄で、視聴者からの投書が掲載されていたので、一般的な番組評はそちらに任せる事にして、この番組のナレーションについて述べたい。
率直に言って、この番組が好評だった影の功労者はナレーション(武内陶子アナ)にあると思う。声質が、中森明菜に似ており、番組の雰囲気を壊さず、しっとりとした趣で番組が展開し、視聴後に番組の余韻に浸る事が出来た。
果して、この事は、ヴィジュアル系に重きを置いて採用されると思われる(?)民放の女子アナでは可能なのかと思った。
民放のテレビ局では、テレビ専門で、NHKと違い、ラジオ部門を持たない為、朗読やナレーションについての訓練が不足している為なのであろうか?
それとも、民放の女子アナも、名前と顔が売れ、週刊誌等のマスコミに頻繁に登場するようになると、タレント気取りになり、初志を忘れてしまう為であろうか?
NHKは各方面で色々と非難される事が多いし、NHKに所属する全アナウンサーが、民放のアナウンサーに比べて、声質やナレーションに優れているとは思わないが、ナレーションという「話芸」では、やはり秀でているように思ってしまう。
そういえば、小生がいつも快く聞き入る、女声ナレーターは、元NHKアナウンサーの広瀬修子さんだ。彼女のメゾソプラノ・アルトのような声での朗読は、ストレートに小生の心に響く。