としちゃんの今日のひと言

古希も過ぎ今年は72歳身体の軋み物忘れそして不整脈など沢山のお土産貰いましたがまだ何かありそう探してみましょうネ

那須連山縦走その一

2012-10-16 15:41:30 | 山歩き

10月13日秋を求めてついに先週の日光から今週は那須塩原にやってきました。

週末栃木県を含む北関東の天候は太陽がいっぱいの予報。

那須塩原駅からタクシーで那須岳山麓駅へ、しかし山に近づくにしたがい空には濃い灰色の雲が低く立ちこめてきた。

案の定、強風のためロープウェイは運休、少し先の登山口を目指す(遙々新幹線で来たのにこんな事で諦める訳にはゆかない)。

風も強くちょっとばかり肌寒いが、紅葉はこの地の年に一度の大イベント?おびただしいマイカーが駐車場手前の道路にまで駐車、大渋滞。

仕方がないのでタクシーを乗り捨て徒歩で登山口へ「うわ~寒い寒い」

 

登山口から暫くは森の中の道を進む右側の紅葉した山は朝日岳?日が差してくれれば綺麗に見えるのだが、写真ではこの程度。

森林限界を過ぎた辺りからは前方から猛烈な風、足を踏みしめていないと後方へ身体を持って行かれそう。

昔見た石原裕次郎の映画『風速40㍍』を思い出しちゃったりして。

頭を下げ風が弱まると前進、強くなると足を踏ん張って立ち止まるの繰り返し。

ここまで来るまでに見た下山者は風のため登山を諦めた人達だったのに合点がいった。

風にとばされた砂が容赦なく口に飛び込んでくる、しかしツバなど吐いたら何処に飛散するやら分からない。

口の中では砂がジャリジャリ音をたてていた、死ぬことはないだろう上手くはないが仕方ない。

そして悪戦苦闘のすえ峰の茶屋へ到着、とても外には居られない避難小屋へ、ここまで辿り着いた人達でギッシリ。

 

10分ほど休憩、この風の中更に高度を上げ茶臼岳山頂を目指すのは『この爺婆集団』には危険とのリダーの判断。

私以外は全員茶臼岳登山経験者、私の初挑戦はこうして惨めな結果に終わったのでした~。

取りあえずいつもの負け惜しみ「私にとって山は命を懸けるものではない、楽しむものである次の機会まで楽しみにとっておくことにしょう」。

峰の茶屋を出て牛ヶ首を目指したが山側は草も木もないガレ地途中の山肌から有毒ガスが悪臭を発生していました、谷側遙か下にの姥ケ平は紅葉の絨毯を敷き詰めたように見えました。

 

姥ケ平まで下ると風は弱まり暖か、紅葉の真っ只中ここは天国、目線はさっきまでのたうちまわっていた地獄、『姥ケ平の紅葉と茶臼岳目まぐるしく容姿を変える雲』、でも綺麗でしょう。

 

こちらはひょうたん池から見た茶臼岳(苦あれば楽あり「朝からの闘いが報われ幸福感いっぱいでした」)。

何時までも紅葉を味わっていたかったが13時30分今夜の宿泊地三斗小屋温泉を目指して出発。

ここからは森の中の細い道を登ったり下ったり約1時間30分でゴールイン、15時ちょっと前「ア~いちにち持った~」。

 

ツアーリダーさんに教えられた話し

 ①那須塩原は栃木県ですが天気予報は福島県だそうです、この日の福島県の予報は低気圧の関係で大荒れの予報だったそうです。 

 ②登山口から峰の茶屋間は風の通り道と言われる有名な所だそうです、ここで石原裕次郎を思い出すなんて私も古いネ~。

 

 茶臼岳には鬼が笑おうが、泣こうが来春には絶対に登りたいと思ってます。

 10月14日日曜日の分はまた~ネ~。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


日光男体山(下山編)

2012-10-10 20:40:46 | 山歩き

頂上滞在約40分、少しガスってきたこともあり11時10分下山開始先ずは火山礫尻餅注意、途端にドスン、ヤッタ~後ろで女性が。

振り向いて大袈裟にしても失礼なので、顔は向けずに声だけで「大丈夫!!」。

これって思いやりのつもり、でもリップサービスととられたかナ?

 

まだまだ午前中、登ってくる人と行き交う「もう~すぐ頂上ですよ」なんて余裕で声をかけちゃう、苦しんでいる人に(決して悪気はないのですが~)。

紅葉を見下ろしながら高度を少しずつ下げてゆく、登りの苦しかったのが嘘のよう山も紅葉も空気の冷たささえもを楽しめました。

 

そして八合目石標識に到着、ここから先はガレ場の連続膝に優しい下山を実践。

登りは腕で身体を引き上げるようにしたが、今度はは両腕で身体を支え足に衝撃を与えないように着地。

前屈みになったときバランスを失したら大変、顔からの着地だけはゴメンこうむりたいので真剣。

何とか最大の難所を通過、この頃には少し明るさが増し中禅寺湖が見えてきました。

  

もう雨の心配はまったくなく五合目付近では登りに気が付かなかったツツジ系の紅葉がまとまって見られました。

すっかり余裕、登りに確認できなかった標識三合目と二合目を探しながらの下山。

 

これは鹿の食害防止ネット

 

私もどうにか膝の痛みに見舞われることなく中宮祠へ辿り着くことが出来ました。

それにしても男体山(二荒山)とは良く言ったものです一気の1,200m以上の登り、6合目から8合目にかけてのガレ場の連続、脚力の衰えた頃に待ち受けている火山礫路、正に『名は体を表す』に偽りのないピッタリの山でした。

帰ってから一つだけ疑問が湧き首と頭を捻っています、それは男体山の高さなんですが?

①ツアーガイドさんから頂いた資料は標高2,484m(小数点以下を丸めているのだと思いますが)

②現地にあった木製標識の『二荒山神社男体山奥宮海抜2,486m』(周辺にここより高いところがあったように記憶しているのですが、数値上はここが最高点になっていたこと)

③1等三角点の標高2,484.4mと2,484.2mと二つの値?

こんな事を思っていたら頂上が何処だったのかよく分からなくなってきました?

 

近いうちに?自分の目で360度の大パノラマと頂上と標高を確認してみたいと思っています。

近いうちはそのうちですヨ。


日光男体山(登り編)

2012-10-09 22:28:35 | 山歩き

男体山は別名二荒山と言い二荒山神社の御神体だと永六輔さんがず~と昔ラジオで言っていたのを聞いたような気がします(これホント)?

休養開け2回目の登山、神社と頂上の標高差1,206m、頂上まで休む場もない急登が続くと登山本に書かれていました。

前回登山で、最後の30分ほどの下りの階段で左膝に針で刺されるような痛み、かばっていたら今度は右膝も痛み出し独り大きく遅れやっと登山口に辿り着いた。

この日の登山コースは神社と頂上のピストンなど不安が一杯、追い打ちを掛けるような遅刻待ち待機「イヤ~な予感で小さな心臓が潰れそう」。

待機中神社の建物越しに見えるはずの山頂は雲か霧の中、降らなきゃいいのにと祈るような気持ち。

 

午前6時半過ぎ待ち人来る社務所で登拝料を払い『百名山霊峰男体山登拝者の皆様へ』という書き付けとお守りを頂き、神社奧の登拝道へはいる。

そして石段(恐怖)を登り切りいよいよ山道へ右手に立派な『一合目』の石の標識、これをあと8回数えれば頂上近しそう思ったら武者震い。

 

緩やかな広葉樹林の登山路を一列で進む両側は熊笹、樹木には鹿の食害避けの防護ネットが巻かれていたそして路は徐々に急坂に・・・・暫く進み登り切った所で工事用道路に出た。

ここは勾配も緩く行列から解放され道いっぱいに広がり雑談しながらノンビリ登山を楽しむ。

『四合目』に到着、ここで工事用道路とお別れいよいよ覚悟の『登山道入り口』の看板、眼下の樹木の間に中禅寺湖が僅かに見えた。

石の鳥居をくぐり階段を上り熊笹の間の滑りそうな道、足下に神経を落としジグザク道を用心深く進む、間もなく五合目の標識「むっ以外に楽かも?」。

しかしここから先がとんでもない山の本領発揮、大岩小岩が急斜面にビッシリ張り付けられているようで足場やコース取りの選択が初心者には結構難しい。

 

先行者に付き従って進むとよりによって登りにくい所を選んで登っていたり、岩の隙間を通ったり・岩によじ登ったり両手両足をフル回転八合目付近までず~とこんな調子「モ~くたくた(でもこういう道は退屈していられないので嫌いな山ではない気分)」。

『八合目に着き振り返ると中禅寺湖と湖面に浮かぶ遊覧船の白い航跡も見える』って登山本に書いてありましたが、この日は振り向いても湖はおろか中禅寺湖の向こう側の半月山・黒檜山・皇海山な~んにも見えませんでした。

八合目から先は傾斜が少し緩くなったのと道の両側の樹木が所々赤や黄色に色づいて見え少しだけホッとしました、でも大半の人は足元ばかり見ていて帰りまで紅葉に気が付かなかったそうでした。

 

そしてとうとう『九合目』の石標識を見つけました、道は喬木地帯へ登山道が広がり歩きにくい火山礫になりました、浅間山でも味わった足を踏み出すとグズグズと崩れ踏ん張りがきかない。

 

上品に進むこと暫し奥宮の鳥居に到着、二荒大神・山頂の三角点など確認、中禅寺湖方面展望ゼロ太郎山が一瞬見えたが周辺の山はみなお隠れになってしまい360度の大パノラマは見られず、僅かに奥宮の後ろの眼下に紅葉が眺められました。

それでもここまで雨に降られなかったことは幸運というか、日頃の心がけの賜というか・・・・・・・今日はここまでネ。

 


見~ちゃった見~ちゃった

2012-10-07 16:33:42 | 日記

昨日は日光男体山(2,484m)登山に行ってきました、生憎のお天気で展望は良くなかったけれど全員無事

登山開始午前5時40分予定で二荒山神社前に集合、しかし現地集合者1人が約1時間遅れて到着そして標高差1,206mに挑戦

奥の院到(頂上)着午前10時30分(上り所要時間3時間50分)、頂上滞在40分、二荒山神社到着14時10分(下り所要時間3時間10分)。

清滝でひと風呂浴び、ビールなしでもバスで心地よく居眠り、東京駅到着18時30分、解~散。

  

 

東京駅丸の内駅前はリニュウアルオープンのライトアップ見物で賑わっていまた、私も闇に紛れてザックを背中に八重洲側歩道を行ったり来たり⇒闇と灯りは人をロマンチックな気持ちにしてくれるものですね

  

北口天井

 

 

この秋は皇居東御苑や日比谷公園の紅葉を昼間楽しみ、東京駅下で夕食そしてほろ酔い気分で東京駅のライトアップ見物をしよ~っと、写真撮影はきっと手が震えて無理そう、でも思い出は瞼を閉じて忍ぶもの・・・・・・・・・・・・。

 

そんなわけで今回の登山は紅葉には少し早かったけれど1回で2度美味しいとても楽しいものになりました

今度の土曜日13日は1泊で那須塩原の山へ登り秋?と温泉を楽しんできます。

 


変わりばえのしない生活

2012-10-04 23:34:11 | 日記

今日はgooブログから私の丁度一年前10月4日の投稿ブログが送られてきました。

その内容は洗濯物全開のベランダの午前(快晴)・昼近く(晴れ)の写真と明日(10月5日)に上州吾妻の岩櫃山へ出かけますって浮かれているものでした。

実は一年経った今日のブログもまったく似たような内容を考えていたので愕然でした。

そこで今日のブログに移ります。

今朝は薄ら寒かった昨日と打って変わって空は青空朝から日向は暑いくらい

そこでたまった洗濯物と風呂の入り口・洗面所・トイレなどのマットを2回に分けて洗濯。

ベランダは手摺りまで干場にそして走水までいつものお出かけ、出掛けに振り向くと洗濯物の背後は抜けるような青空

ここで綺麗な空に見取れ写真を撮そうと思ったのですが、撮さなかったのが今となっては後悔。

これが帰宅時に撮した写真です、一年前もこんな感じでした。

 

そして明日は下野の国日光の男体山登山に出かける予定が入っています。

お天気と言い・洗濯と言いそして登山予定言い

こんな奇跡と一瞬思ったのですが、よく考えたら変わりばえのない生活をしている自分。

進歩がないナ~って気づいてしまい一変にテンション低下

明日は夜出かけ土曜日は早朝から紅葉の中禅寺湖を見下ろしながら二荒山(男体山)に頑張って登ってきます

お天気もよさそう~ラッキ~ラッキ~

 観音崎公園付近の沖行く客船と鳥?・・・

我が家の彼岸花もうすぐ咲きそうです。