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としちゃんの今日のひと言

古希も過ぎ今年は72歳身体の軋み物忘れそして不整脈など沢山のお土産貰いましたがまだ何かありそう探してみましょうネ

草津白根山は花盛り・・・・・

2013-07-17 17:01:23 | 山歩き

7月10日早起きして猛暑の中 元気に草津白根山にいってきました。

午前7時半朝から夏の日差に照らされる新宿駅西口を出発、午前11時過ぎに草津白根山登山口へ到着。

4時間ちょっとの快適?なバスの旅でした、長時間クーラーに当たった所為か身体の節々が少しギクシャク「固まった~」って感じ?

青空に少し雲が多いのと東の空に黒い雲、少しだけ気しながらビジターセンター前から弓池の淵の木道へ下る。

池の水は曇り空を映しどんよりとしていたが子ガモの水泳訓練中思わず足を止めパチリ。

池の淵から階段を上ると舗装道路へ足下にはまずツマトリソウがちらほらと姿を見せてくれました、更に進むと目の前に蓬莱岩、ここから道なりに進むと道路脇にベニバナイチヤクソウを発見(うれし~初対面の花)。

 

歩き始めて20分ちょっとでコマクサリフト下に到着、ここからいよいよ山道にでもすぐ横を無人のリフトがカラカラ音をたて上り下り、少しだけ恨めしい気持ち。

足下にはマイズルソウ、ゴゼンタチバナ、ツマトリソウが途切れることなく咲き乱れ乱れ?ていました(花の色は白く小さな姿ではありますが見事の一言)。

そして登山道が下り始めた時待望のコマクサノの咲く斜面に到着、小一時間白い花ばっかり眺めていた目にはそれはそれは豪華絢爛に見えひとしきりカメラにその姿を収めまくりました。

 

でもよ~く目を凝らしてみると綺麗な色はしているのだけれど何かみずみずしさがな~い(番茶も出花の時期を少しだけ過ぎてしまっていたのです)。

気を取り直し左に目を移すと崖下の噴火跡越しに本白根山頂展望所、尾根に行列で進む人達の姿がくっきり、こう言う情景を眺めると子供の頃見た西部劇を思い出す(幌馬車隊を取り囲むインディアンの大群を連想してしまうのです)。

コマクサノの咲く斜面から暫く小石いっぱいで滑りやすい道を下り、木道を探勝歩道最高地点を目指す。

歩きにくい山道に変わった途端両側にコマクサの原、しかし手の届きそうな所には撮したい花はなかなか見られず遠くの方ばかりが目立つ、途中登山者から聞いた白い色のコマクサの花を必死になって探す。

やっと見つけたがこれが何と、と~くの方ズームアップして見ましたが白く見えるでしょうか?(白と言うよりピンクではありませんかネ)。

 

黙々と歩む登山者(この前傾姿勢か首うなだれてか足下注意か)花の位置が気になりますが「まっこんなモンでしょう」

 

そして本白根山頂展望所で昼食と記念写真を撮し鏡池に向かって林の中を下る(コマクサはもうこの先では見られません、でもコマクサ以外の白い花達はいくらでも見られました)。

鏡池の手前で今日初めてのハクサンチドリを発見、池の水面の亀甲模様分かりますか?(底の模様のような気がしするのですが)。

 

午後2時過ぎ本白根ゲレンデを目指し森の中を歩いているとパラパラと雨を感じたが樹木に守られ傘いらず(ラッキ~でした)。

15時過ぎ出発地のビジターセンター前にゴールイン、でもまだ終わってはいなかったのです。

湯釜を覗きに行く予定があったのです、20分ちょっとの登りでしたが炎天下強風の中『草津白根山火口展望台』を目指し老体にむち打ち・・・・・・・・・たどり着きました。

湯釜の水面の色は何か独特で神秘的と言うのか?不思議なものでした、ず~と昔こんな色を見たことがあるような気がししました?????

 

16時ほぼ5時間滞在したビジターセンター前駐車場を後に帰途、関越道渋川伊香保インターから前橋に向かって走行中バスの周りだけが猛烈な夕立、榛名山側は夏の日ざしが眩しく前橋方面は青空が見られここ群馬のお天気は女心とも男心とも形容できないモノなのでしょうか?

鬼に笑われるかも知れませんが『来年も健康で経済的に許されるものならピチピチツルツルした光り輝くコマクサの花を見に愛するモコくんと野宿登山したいもの』と思っているのですが・・・・・・・・・・・・。

最後にこの花も今回初対面した花⇒コキンレイカと聞いています

 

 

 

 

 

 


尾瀬白尾山ブヨに遭遇

2013-07-07 23:29:19 | 山歩き

尾瀬二日目朝食をすませ小屋の前に勢揃い午前6時30分、いつもならまだベッドで横になっている時間。
昨日は4時起き、今日は5時起きこの生活のメリハリが健康の秘訣って思ってます。
小屋の前で全員で記念写真?小屋の御主人に撮影していただきました「むっ11人ひとり足りません⇒トイレでも行ってたのか?」

そして朝もやのなか出発⇒白尾山⇒皿伏山⇒大清水平⇒尾瀬沼山荘⇒三平峠⇒一ノ瀬⇒大清水まで約17kmと聞いてます、尾瀬沼付近以外は今回初めて踏み込むコース。


歩き始めの林道は昨日の雨の影響も少なく歩き易かったが林道を外れると水たまりとぬかるみそしていつもは優しい木道もこの日はツルツル氷上並。


展望がよくないうえに足下が危険、視線も神経も足下に花探しに専念、無言で黙々(本当は熊出没注意で人の気配を辺りに発散するように言われていたのです)。
リーダーの熊よけの鈴だけが上品な音を響かせていました、時々花を見つけると立ち止まりまた進むの繰り返し。

それが以下いずれも見下ろし写真

ゴゼンタチバナ                            イワナシ

 

マイズルソウ                              コケモモ

 

タテヤマリンドウの蕾


出発から50分ちょっとでこの日の行程中最高峰2,003m白尾山に到着、でも山頂って雰囲気はまったくなし登山道脇に倒れかかった丸太1本立っているだけでした。


ご褒美の水を口に含み標識の丸太をきちんと立てようとしていた時小バエのような虫が来襲、鬱陶しいので手で払ったりいていましたが払いきれないので急いで移動。


次の目的地皿伏山を目指し森の中の苔むした氷のようにツルツルな木道と田圃のようなぬかるみに神経をすり減らし進む、下り道は昨夜は水路だったのだろう底は大小の石と木の根等足の踏み場に四苦八苦でした。


間もなく到着したセン沢田代の湿原は登山道脇の背丈程ある雑草の遙か向こう、草丈の低い湿原の草花は全く見ることは出来ませんでした。

ガックリここからがまた苦行・・・・・皿伏山山頂を目指しちょっとやけくそ気味にそれ行け我行け、森の中の急登は日陰の所為か足下にはギンリョウソウが沢山見受けられました、しかし地中から頭のてっぺんを覗かせている状態で写真撮影するほどではなかったのですべてパス。


そして午前9時ちょっと過ぎに皿伏山山頂に到着、ここも展望ゼロ山頂の標識が無ければ通りすぎてしまいそう(良く言えば⇒平坦で木陰に恵まれた静かな山頂、正直に言えば⇒山のてっぺんらしく少しは展望が欲しいかな)

ここから針葉樹林のなかを尾瀬沼を目指して下って行くともう7月になると言うのに所々に残雪が見られました、また登山道を塞ぐような倒木や折れた枝に出くわし枝の間をくぐったり、迂回して薮の中に入ったりでこれもまた楽しみました。

針葉樹の途切れる辺りでは所々水芭蕉の花も見ることが出来ました。

そして大清水平(湿原)に到着、朝からお天道様不在そして暗い森の中を歩いて来たので陽射しが眩しく何とも言えない開放感。

写真の標識の後方にちょっとだけ頂上が見えているのは燧ヶ岳、足下には小さなモウセンゴケやナガバノモウセンゴケ、タテヤマリンドウ、ツマトリソウ、ワタスゲ(果穂)などの湿原植物はこんなに大きく綺麗に咲いていました。

 


湿原を横切ると尾瀬沼はもうすぐ森の中には可愛らしいコミヤマカタバミが迎えてくれました?


湿原通過から20分しか経っていないのに尾瀬沼ではドンヨリした水面と曇、湖の南岸まで来ると朝からほとんど出会うことのなかった登山者と出会うようになりいつもの尾瀬を実感。

尾瀬沼山荘前の広場で休憩、午前11時30分昼食予定の大清水へ向け出発、三平峠までは木道で一気の上り途中こんなに綺麗なキヌガサソウを見つけました、その先はよく整備された下り(木道・木階段など)歩くのに必死、空腹に耐え急ぐ余り写真撮影は出来ませんでした。


そして一ノ瀬に到着ここからは林道、ゴールの大清水まで約3.2km空きっ腹の所為かみんなハイペース13時25分大清水登山口にたどり着きました。

一ノ瀬でお目に掛かったノビネチドリです(この花は初対面) 

最後の3.2kmバテバテでした、スタミナか根性不足か?

路線バスの時間まで余裕があったので茸うどんで昼食(「ア~美味しかった、また食べに来たいもの」)。

 


追伸

白尾山の小バエと思ったのはブヨでした、帰宅後額2箇所・髪の毛の中2箇所・左手甲1箇所と左手の平2箇所・右手の平2箇所を刺されていました、このうち『額、髪の毛の中、左手の甲は大きなコブのように腫れあがり首の辺りのリンパ腺が熱を持ったのと手のひらの硬いところは痒いのナンノ』月曜日夜明けを待って皮膚科を受診、あっという間に全快、昨日は関東甲信越梅雨明けってラジオで言ってました。

 


尾瀬アヤメ平楽しかった~

2013-07-04 16:48:38 | 山歩き

先週土曜日(6月29日)梅雨真っ盛りにもかかわらず4時起き尾瀬に出かけました。


この日は新宿のJR高速バスターミナル集合、午前7時20分発の関越交通ハスで尾瀬戸倉まで。
ここから鳩待峠まではワンボックスタクシー、今回は運よく助手席に新緑と笠科川の眺めを正面に(得した気分)。


そして午前11時20分過ぎに鳩待峠到着、新宿から約4時間残雪の至仏山が迎えてくれました(と勝手に思って感動)。


ここで少し早めの腹ごしらえ私は食堂に入ってカツカレーでマズは尾瀬の味を?


準備を整えアヤメ平登山口に集合、リダーは晴れ女のYさん参加者は♀性7、♂性4と言うことで総計12人。
わくわく気分で山道に踏み込む、ひと坂登り切るとほぼ平坦そして木道スリップに注意しながら歩を進める。
この辺りから木道脇にマイズルソウ・エンレイソウ・サンカヨウ・ツクバネソウなどの花が顔を見せてくれました。

エンレイソウ(中央は実かな?)        サンカヨウ(大きな葉と可愛い花)

 

ツクバネソウ(中央の実が黒紫色になりお正月羽根衝き似とか・・・)


『樹林帯から見上げる新緑の先の青空と雲』この眺めはホント幸せな気持ちにさせてくれるのです。


歩き始めて小一時間視界が開け横田代に到着、涼しかった森から夏のような陽射しの中へ「うわ~暑い」。


でもここからアヤメ平までは花いっぱいのコース、リーダーの心配をよそに木道に座り込んで花を眺めたりカメラや携帯電話に収めたり夢中になっちゃいました(としがいもなくネ)。

チングルマ(春は花夏は果穂)         タテヤマリンドウ(日向では元気に開いてます)

 

ウラジロヨウラク(別名ツリガネツツジ)              ワタスゲ(果穂)

 

コバイケイソウ(今年は豊年だそう~でも食禁止)    ヒメシャクナゲ

      

イワカガミ                                オノエラン(嬉しい初対面)  

 

 この花(名前教わったのに思い出せない残念)

 

アヤメ平で大休止していたらリーダーの予想通り空模様があ~崩れてきました、荷物をまとめ今夜の宿泊地へ大急ぎ、ポツポツきたがゴロピカは無し少し安心。

15時に富士見小屋に到着、この頃から徐々に雨粒が大きくなりその量も増え音まで響かせてきました。
寝るにはまだ早かったので布団を敷いて横になっていましたが汗ばんだ身体は温まらず、何故かとっても気持ち悪~~でした。

因みにお天気の変化はこんなでした

至仏山方面

  13時28分                             13時52分

 

 

燧ヶ岳方面

  14時2分                              14時43分(左端に燧ヶ岳のかげ)

 

山の天気は変わりやすいので気をつけないと特に夏は雷さまが恐いですからネ。


梅雨のひととき (その2)

2013-06-14 17:49:22 | 山歩き

先週は雷に追われるように南天山を駆け下り、でも大滝温泉でひとあせ流しフネを漕ぎつつ目が覚めたら新宿でした。

今回も何かひとつでも好い思い出をと『霧ヶ峰ツア~』を申し込みましたが台風接近など天候は悪くなる一方、午前4時目が覚めたら外は土砂降り。

始発電車を目指し駅まで約2kmを徒歩、ズボンの裾はびしょ濡れラッシュ前だから好いようなもの新宿到着6時40分今日の参加者9人。

午前7時出発3時間後に和田峠に到着、雨は上がっていましたが視界はちょっとネ~~

 

 ここから鷲ケ峰を目指し出発、高度を上げるにしたがってガスが晴れてビーナスラインや新緑が見えはじめレンゲツツジの鮮やかな花に幸運の期待。

お出迎えはレンゲツツジデス~

途中ビックリ満開の小梨(ズミ)を見つけました

 

一瞬ですがこの日最高のお天気

 

出発から1時間半後に鷲ケ峰(1,798m)山頂に到着、ここまでは天候は回復気味であったが東の方向からガスが押し寄せて来る、ちょっと早いがここで昼食。

そして12時半に八島ケ原湿原に到着、湿原外周の木道を歩きました。ここではスズラン・チゴユリ・エンレイソウなどの花を見ることが出来ました

オリズルランとチゴユリ

 

立派なエンレイソウとギンラン?

 

この先は車山肩⇒車山山頂⇒車山高原と歩きましたが雨は降るワ視界は悪いワで距離の割りに疲労を感じてしまいました。

車山山頂1,925mガスでかすむ中でのセルフタイマー写真。

 

16時5分車山高原駐車場に到着。

バスに乗ってからは夏の陽射しと勘違いするように晴れ上がり、ちょっとした時間差の悪戯にほぞを咬んでしまいました。

でもま~楽しかったから良しとしましょう。

 


梅雨のひととき (その1)

2013-06-14 13:09:56 | 山歩き

すっかり梅雨らしい陽気になってしまいましたネ。

例年になく早い梅雨入りその後関東では雨もなく「宣言は空振りかしら?」と皮肉っぽい年寄りとしてはニヤニヤ。

週間天気予報をにらみ6月5日は奥秩父の南天山、そして6月12日は信州霧ヶ峰の登山ツア~に参加。

眠い目をこすりながら4時起きをして出かけてきました。

両ツア~とも展望良好を期待しての参加でしたが、見事に期待を裏切られました。

 

南天山は山梨県と群馬県の県境に近く登山口までの道が険しくとてもひとりでは近づけそうもない所、奥秩父の自然大満載でした。

登山口から山頂までの高低差は約670m程のコースで最初沢を下に見て進み途中から何度か沢を渡り『法印の滝』を通過。

そして『尾根・沢分岐』ここを尾根コースへ山頂直下まで標高差約400mの針葉樹林の細いジグザク道をやかましいほどに鳴く春ゼミの声を聞きながら上るこの頃から遠くで雷の音

うっそうと繁る林の中で気づかなかったが雨も降りはじめたようで向こうの山や森が雨に煙って見えていました。

 

最後に急な上りを超えるとそこは足場の悪い山頂でした(1,483m)、残念ながら周囲の山は灰色のシルエットで期待したほどに見ることは出来ませんでした。

その上到着後10分ほどした時、さっきまで遠くで鳴っていた雷が稲光まで見せて一発。

大急ぎでおむすびをほおばり、合羽を着け蜘蛛の子を散らすように下山開始(まだまだ命は惜しいようか?)。

気が付いたら一番後ろになっていました、森の中の道は乾いていましたが小石が多く滑りやすいので神経を使いました。

それでも全員無事予定より大分早く下山に成功、ご褒美にこの日の予定に無かったのですが『道の駅大滝温泉』で汗を流すことが出来ました(リーダーありがとう メデタシメデタシ)。

 

今日の写真

フタリシズカとグンバイソウ

 

ひとすじ法印の滝(控え目な)とクワガタソウ

 

 

霧ヶ峰はまたネ~、それから四国旅行日が経つにつれて感激も記憶も薄らいてきました(こんな事ではいけないと思ってはいるのですが~~~~)。