風と光とわたくしと

自然、植物、伝統文化、社会問題などを、写真を多く取り入れて、感じた事に光をあて風のように自由に書いてみます。

バカという草 

2012年10月29日 00時07分57秒 | 自然


通称「ばか」と呼ばれる野草をご存知ですか?
山梨の畑にいっぱい生えているのです。地方によって呼び名は違うかもしれませんが、山梨では「バカ」と呼ぶのだそうです。

春先には丈も小さく引き抜くのも簡単で、そんなに悪さをしそうもなく見えたので、大して気にも止めていませんでした。

ところがです。10月に行った時にまあ見事にこれにやられました。
細長い針のような種が服一面にくっついてしまうのです。
バアーと一面にこれが服に刺さっている様子はちょっとぞっとしますよ。
しかも払ったくらいでは取れませんから、1本1本指で抜きますが、適当な所に捨てると来年また芽が出てしまいますから、しっかりとゴミ箱に捨てないと大変なことになります。
どうやら先が分かれているので刺さると抜けにくいらしいのです。上手くできています。

木綿のような生地にはあまりつきませんけれど、たまたまバカに好かれる生地の服を着て行ってしまったのでそれはそれは大変でした。
髪の毛にもだいぶ付いてきました。ブラシをかけるとバラバラと落ちてきました。

調べてみるとセンダングサの仲間でどうやらコセンダンという種類らしいのですが、とても変種が多く、日本に普通に生えている野草との事です。

実は数年前に秋の写真を撮りに行った時、夕日を浴びて輝いていたこの実を撮って結構お気に入りにしていました。
あれがバカだったとは・・と息子と大笑いをしました。
上の写真がそれです。











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