風と光とわたくしと

自然、植物、伝統文化、社会問題などを、写真を多く取り入れて、感じた事に光をあて風のように自由に書いてみます。

小林流空手道と随想

2012年07月26日 22時41分38秒 | 伝統
今日は本の宣伝です。

沖縄の空手道でも正統派に属すると思われる小林流(しょうりんりゅう)空手道の達人、村上勝美先生の本です。

技については勿論ですが、先生の武道についての随想は、お人柄のあふれる語り口で引き込まれていきます。

また知花朝信先生の貴重なお写真や村上先生とのやりとりなど、さらに沖縄武術の武器や技について細かく正確に書かれた本ですから、資料としても充実したものになっています。

一般書店では手に入り難いですから、もしご興味のある方はコメントにご連絡先をお書きください。




春夏冬中

2012年07月26日 08時11分41秒 | 日記
タイトルの「春夏冬中」という看板、何を意味するかご存じですか?

私は初めての時、「冬虫夏草」でもないし、何の四字熟語だろうかと思いました。

答えはわかってみれば簡単。
春夏冬、そう、秋がないのです。「秋がない」から「商い」となり、商い中、営業中というの意味なのだそうです。

8月にオープンする息子の珈琲茶房に恩人がこう書いて看板を作ってくださいました。

何だか判じ物みたいですね。
因みに裏返すと「骨休み中」とありました。

なるほど・・・。


ひまわり祭り

2012年07月26日 00時16分04秒 | 自然
山梨県の明野町は日本一日照時間が長い事で知られています。
それを活かして太陽に向かって咲くひまわりをたくさん植えて日本一のひまわり畑として有名になっています。

今日も平日にもかかわらず駐車場には観光バスが何台も止まり、ヒマワリ畑の脇ではカメラを三脚に据えてシャッターチャンスを待つ人がたくさんいました。

いつを狙っているのでしょうか。

まだ咲き始めたばかりなので花もとてもきれいに咲きそろっていました。

携帯しか持っていなかったので残念でしたが、まずは一枚。







8月12日の日曜日にはひまわり祭りに合わせて近隣の人bと画出店する
「明野朝市」が特に盛大に行われるそうです。
みなさま、ぜひお出掛けください!!

シルバーチケット

2012年07月24日 19時04分24秒 | 日記
私が代表を務めるNPO法人の音楽団体が主催するコンサートが金曜日にあります。
その問い合わせの中に「シルバーチケットはありますか」という質問がありました。
はてさて、シルバーチケットについては一切考えてもいませんでした。
そうですよね、こう高齢社会になるとそれも検討課題の一つですね~。

ご来会くださる方々も関係者以外では熟年の人生を楽しむ世代の方がとても多くなりました。今年は私が多忙のため忘れてしまいましたが「ぶらあぼ」という音楽関係の情報紙にチケットプレゼントを出すと相当数のご希望が寄せられます。ほとんどがご年配の方ですし、中には毎年申し込んでくださる方もいらっしゃいます。

シルバーチケット、次回はつくりましょうか。
今までは一般のほかに子供と親子ペアというチケットがあります。
夏休みに子供さんに生の演奏を聴いていただきたい、という事と、親子で一緒にお聴きいただく事で共通の話題を提供したいと思っているのです。

一応ちらし載せさせていただきます。
もしご興味のある方はぜひどうぞ!!  



老々介護

2012年07月23日 19時36分32秒 | 日記
地域の医療センターで数時間待つことになり、入れ替わり立ち替わり出入りする方々を見にする羽目になってしまいました。

何と老々介護の方が多く、そして何と大変な事なのかしみじみ考えさせられました。

痴呆の妻の退院を手伝う男性が、看護婦さんから重要書類の忘れ物を届けられたり、お互いに話している内容が食い違っているのが傍で聞いていてもわかるくらいの会話をしていたり、身体は二人ともにゆるゆるとした動きしか出来なかったり、と観ていて気の毒になってしまいます。

けれど、この姿が数年後の自分にも確実に訪れる事でしょう。出来るならポックリ死にたい、と良く聞きますが本当にそうですね。

しばしば聞く話で1つの病院にずっと入っている事が出来ないので、入院するともう次の入院先を探さなければならない、という事ですが、ここでもそれらしい方々がかなりいらっしゃいました。それぞれ担当のケースワーカーさんと打ち合わせをしていました。
小耳にはさんだ衝撃的だった会話は「入院中の食事代とりおむつ代の方がずっと高いんですよ」という言葉でした。
病院はおむつ代でもうけているのだそうです。

私の場合、親族はみな幸い病気入院で亡くなっていますので、身近に痴呆、アルツハイマーなどの人がいませんでしたので、そういう本当に悲惨な現状を見聞する機会がありませんでした。

つくづくともっと安心して老後が暮らせる国になって欲しいと思いますが、いつになったらそうなるでしょうか。

今の政治をみていると国民がどんな思いで生活しているか、きっとあの人たちはまったく理解していないのだろうな、と思うばかりです。