悪性リンパ腫(癌)になってから色々思うこと

令和元年8月、43歳の時に悪性リンパ腫ステージ4の診断を受け治療、令和2年3月に寛解。
色々思うことを記録します。

抗癌剤治療は癌細胞と副作用との闘い

2020年03月08日 | 日記
初回の抗癌剤治療の入院が終わることに、二回目の治療のことでドクターと相談しました。3週間に1度の抗癌剤投与のスケジュールなのですが、2回目は通院で抗癌剤を投与する人も多いので、入院するか通院するか?を選んで欲しいという内容でした。

私の場合は、R-CHOPに加えて、髄注の抗癌剤もあったので、入院したいという希望を伝え、入院での治療をさせてもらえるようになりました。希望してもベッドが空いてないとできないようでしたが、運よくベッドが空いていたので、2回目も無事入院できました。

2回目の抗癌剤治療の2日目の夜中にトイレに行きたくなったので、部屋を出て廊下を少し歩いてトイレに行きました。そこで記憶が無く、気が付いたらトイレで倒れていました。夜中の3時頃だったので、巡回の看護師さんも他の患者さんもおられなかったので、自分で気付いて起きました。どれぐらいの時間倒れていたのか?もわかりませんでした。

倒れた時に頭を強く打っていたようで後頭部が腫れていたので、すぐにMRIの検査をしてもらい、大事には至らなかったのが不幸中の幸いでした。もし、頭部の内出血があったら抗癌剤治療もできなくなるし、内出血の手術もしなくてはならなかったと考えると、正直怖かったです。

2回目も通院ではなく入院を選択しといて良かったと思いました。
平常時であれば考えられないことが、やはり抗癌剤の治療中は起こります。身体の内部のどこかがやられてしまっているんだと思ってしまいます。

癌細胞との闘いであり、同時に副作用との闘いが抗癌剤治療だと思いました。