美由治久ハバネロブログ

犯罪ウオッチャーのブログ

日航機と海上保安機の衝突事故 日本語のあいまいさの証明 羽田空港

2024-01-06 05:40:32 | 事件

  羽田空港C滑走路で日航機が着陸する際 滑走路で待機していた海上保安機と衝突・炎上して海上保安機に搭乗していた複数の海上保安官が死亡した事故に関して様々な報道がされている。どうやら空港管制官は海上保安機に「滑走路の手前で停止して待機」と指示したものを海上保安機側は「滑走路内で待機」と理解したらしいと報じられている」結果的にこの伝達の意味が双方に正確に共有されていなかったということなのだろうと考える。

  日本語の曖昧さは特に話し言葉で正確に伝わらないことが多い。これも文化の極端な例なのであろうが 行間の意味を汲む  とか 腹を読む などあからさまに言われなくても その趣旨を理解して実行することを求められれう場合も多い。ただし人の命や重大な人権に話が及ぶ場合はこれらの文化は現金であるとは言うまでもない。指示・命令・規則を復唱し必要によっては指差し確認する業務などがこれに該当する。失礼ながら我々日本人の会話の大部分は生命や権利義務には関係がない。では民族・言語・文化などが異なる集団ではいかがでありましょうか?日本とアメリカでは契約書の分厚さが異なると言われているのはそれが原因なのでしょう。伝える人と伝えられる人の間で意味がうまく伝わらない場合 日本では「理解できない伝えられる人がおバカ」なのでありますがアメリカでは「伝えるべき人がうまく伝えられないのだから伝える人がおバカ」という人もいるそうです。今回の事故のうち「一番です」という管制官の言葉がキーワードになっているようですが 今回のような業務用語の中ではサービス用語とか華麗な修飾語などサイドワードの使用には繊細な注意が必要です。



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