【六甲の名花 幻の花 シチダンカ】
「この花があじさいだって? どうしてまぼろしの花なのかな?」という
声が聞かれそうです。これについてはつぎのようないわれがあります。
この花シーボルト(幕末に長崎に来たオランダ医師)が
「日本植物誌」で紹介して以来、日本人のだれもが
その実物を見た人がなく、”幻のアジサイ”とよばれて
長い間さがしつづけられていました。
ところが、たまたま六甲ケーブル西側で昭和34年(1959)
に見つかりました。それはシーボルトが紹介して以来約130年ぶりに
なります。その間、この花は誰の目にもとまらず、まぼろしの花であったわけで、
これが「幻の花」といわれる由来です。
神戸森林植物園ではこれを約3000株に増殖栽培し、
6月中旬から下旬にかけて園内アジサイ園では見ごろとなります。
シチダンカはヤマアジサイの八重化したものと言われています。
見ごろは、一般のアジサイより少し早めです。
その昔、六甲の自然の中で見られたものとして紹介させていただきます。
ネットからです。
『オオバオオヤマレンゲ』
「幻の花、天上の妖精」とのいわれは、
その昔、山深い場所に
しかも梅雨期に咲いていて修験僧しか、
見かけることができなかったからだそうです。
きれいなお花に出会えてラッキーでした。