ALEX STREETER`S INSIDE

Angel Heart Ring

NEWエンジェルハートリングの全貌

2009年08月02日 | アレックスストリーター


こちらは言わずと知れたNEWエンジェルハートリング(通称hydeリング)です。
もともと映画「エンゼルハート」でデニーロが着けていたリングに惹かれ、直接オーダーした物です。
絵を描いて何度も説明して出来上がると全然異なった物だったようで、恐らく映画に使われたタイプをイメージしたのは形を見れば推測できますね。

hydeの希望によるそうですが、あまりきっちりと石留めをしていません。
NEWエンジェルハートリングは、石を台座にはめる際に
ヤギの角の部分で石を留めるようになっていますが
この角の部分を石にピッタリと沿わさずに、少し隙間を開けたような感じで石留めされています。

初期モデルは石の厚みが今より薄かったので、このような留め方が出来たのでしょう。

デ・ニーロの指輪も平べったく、角部分が開いた状態で同じように石が隠れる事無く納まっています。

オーダー当初、アレックスは商品化はしないと言っていたようですが
その後、それを見たファンの方などからの問い合わせや
実際にソーホーに買いに来る人が増えた為、商品化したようです。
そこがアレックスらしいと言えばそれまでですが。

ただし、まったく同じものを作ったのでは別注した意味がなくなってしまうということで
商品としてリリースされているものは、台座の角の部分や石の厚みなどが
hydeが別注した物とは若干異なる様です。

そのオーダーしたNEWエンジェルには目がハッキリと入れられています。



その他にも何個か所持されているみたいですが。

因みに石を外したら台座の奥に数字が刻印されている物があります。

NEWエンジェルハートもエンジェルハートもそうですが、
製作の際、型にシルバーを流し込んで、リングを作ります。
この型は全サイズが揃っているわけではなく、15号・19号・21号などというように
3つくらいしかなく、例えば13号のリングを作る時には、サイズが近い15号のリング台を一旦作り、13号に直すという方法で製作しているようです。
なので、15,19,21などの数字が初期の台座には刻印されています。