ALEX STREETER`S INSIDE

Angel Heart Ring

アレックスの原点

2009年04月24日 | アレックスストリーター


alex streeterのアクセサリーが日本で本格的に入荷されたのは1996年の事です。
それはhydeが当初から着用していたエンジェルハートの入荷と同時期です。

それまでアレックスのアクセサリーはその5~6年前、
つまり1990年位から日本に少しは入ってはいたみたいですが。

その日本で入荷された店は今は無くなってしまっていますが以前にも触れた、当時渋谷に置いていたサイクロプスという店です。
価格は11万5千円程だったようです。

店の雰囲気は暗めでちょっとB系な感じで、フライヤー(ライブやパーティーの告知)がたくさん置いてあり、商品はあまりなかったようですね。

その初入荷は現在でも販売されているリザードフェイスのシリーズのみです。
勿論、当時の商品には全てアレックスのサインが入っています。

因みにその入荷以前、96年までは当時のアトリエでの展示はしていたようで、作って欲しいという人にだけ売っていたようです。


アレックスが原点だったという、彼の名声を高めたものはやはり映画「エンゼルハート」である。
当時映画の為にNY中のデザイナーの大規模な捜査があり抜擢されたのですが、そのジュエリーデザインの全てがアレックスが手がけているのです。
実際映画の中ではアレックスは何一つ紹介はされていなかったのですが、あの悪魔リングがあっての映画だったのも過言ではありません。

リング以外にネックレスもあり、その後のネックレスシリーズの原型ですね。





その映画での象徴的なシーンで使われているのを映画で見た時のアレックスの感動は言葉では表現出来ない程であったようです。

その苦労して作り出した原点への思い入れは他のアイテムとは別格なのです。
たとえこの十数年姿は変わ続け、何と言われてもエンジェルハートリングのアレックスが込める魂は何一つ当初から変わってはいないのです。