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わたしの「いとをかし」

~「趣がある・見事だ・美しい・興味深い」の記録~

似てませんか?

2024年09月14日 | 昆虫
先月のこと、山道を友人と一緒に歩きました。
遠くにセセリチョウらしき小さな蝶を見つけたのですが、
模様から自信たっぷりに、サカハチチョウと友人に教えてあげました。


ところが、帰宅して写真を見ると、ダイミョウセセリでした。
友人にはすぐに訂正のメールを送りました。


ちなみに、上のダイミョウセセリよりも少し前、同じ場所で撮ったサカハチチョウ。
ダイミョウセセリと、遠目に似てませんか?・・・・修行が足りない?





セダカバエの仲間?

2024年09月02日 | 昆虫
山道で、カメラのズーム機能の練習をしようと数メートル先の小さな虫を写した。
これまで気にも留めてこなかった小さな虫が、
赤い目と光沢のある美しい体をしていることに気づいた。

自分より少し小型の虫を捕まえお食事中?
(上の写真を拡大、虫にピントが合ってない (◞‸◟) )

いつの間にかお食事終了(数歩近寄り撮影)

ピンボケばかりの中からましな写真(↑)を選ぶと、口がストロー状に見えた。
それで、以前自宅の庭でよく見かけていたムシヒキアブのことを思い出した。
ある日ムシシヒキアブが同じくらいの大きさの虫を抱いているのを見かけ、
それがお食事中で体液を吸っていると知ったときは、衝撃であった。
葉っぱの汁や蜜や血を吸う虫はたくさんいるので、驚くことではないと妙に納得した。
さて本日の写真の虫であるが、いろいろ検索してみるに、どうもハエ目のセダカバエの仲間らしい。

おしゃれなカメムシ幼虫

2024年08月30日 | 昆虫
先週の夕方のこと、キチョウの卵を見ようとメドハギ(マメ科)をのぞき込んだら、しゃれた虫がいた。
googleレンズで調べると、エゾアオカメムシの幼虫によく似ている。
エゾアオカメムシもキチョウもマメ科が好物。

撮影にフラッシュを使用したためかシャープな印象になってしまったが、
肉眼ではもう少し丸っこくて、とても可愛らしく思えた。

下から写すと こんな感じ


キチョウの卵がたくさんあった。こんなに目立ってよいのだろうか。


ちょっぴり涼しくなった山道を歩いてみたら~その3

2024年08月29日 | 昆虫
~その3 は、「虫のしわざ観察ガイド」に載っていた虫のしわざを発見したこと。

道端にカシワの葉がたくさん落ちていた。風もないのに。

よく見ると葉とドングリが付いた枝先ばかりだ

しわざのヌシは、ハイロチョッキリ(オトシブミ科)
ドングリに穴をあけ卵を産み付け、枝をチョキンと切り落とす。
殻斗に残る小さな褐色の部分が穴をあけた痕(産卵痕)らしい。
体長9ミリのヌシがすごいことをやってのけるもんだ。

ヌシに教えてやりたいことがある。
せっかく産んだ卵、ここでは車にひかれるし、少雨と暑さのせいで干からびてしまうよと。
いや、逆にヌシが教えてくれたのかもしれない。
この山でこうして生きている、と。



ちょっぴり涼しくなった山道を歩いてみたら~その2

2024年08月27日 | 昆虫
吹く風に少しばかり涼しさを感じるようになったので午後の山道を歩いてみた。
日差しは強いが、木陰は涼しくて気持ちよい。

下の方の葉っぱが1枚、黒くなっている木があった
毛虫の集団かと思い、ズームすると


黒と黄色の警告色が目に飛び込んできた。あまり気持ちの良いものではない。
日陰で暗いので、うまく写せないが、ハチのようだ。

止まっている葉の反対側に、巣があるのだろうか。
図鑑で調べると、ムモンホソアシナガバチかヒメホソアシナガバチのどちらかだ。
攻撃的な性質らしい。10m以上は離れていたのでよかった