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じぶんに寛ぐ

2024-03-26 22:28:08 | 日記
ほぼ全員、はじめましての方々とお茶をしながらお話をする。
そういう場面、昔のわたしは本当に苦手でした。どんな顔して、どんな事を話して、どんなふうに座っていたらいいのか皆目見当がつかず、ただただニコニコしていることが多かったように思います。帰ってくるとすごく疲れているし、顔が筋肉痛になっているんですよ。笑顔の仮面をずっと貼り付けているから。
お断りの回数も多かったように記憶しています。

わたしは、いつも誰かに合わせているのです。
誰かのあり方をみて、波風が立たないあり方を選んでそこにいることが多かったのではないかと思います。二人は良いですね。相手がひとりなので、変な言い方ですが対応しやすい。人数が増えれば増えるほど、どう在っていいのかわからなくなります。みんな自由だから全方位に合わせるキャラクターを作ることが難しくなるのです。
大変でしたね…。あのころのわたし。よくやっていましたね、あのころのわたし。

わたしは、いつも誰かになる必要があるので設定が無いと、(う〜ん…そうだな。言い換えると役割がないととも言えます。ちょっとイメージできるでしょうか?)迷子になります。
わたしではいられないから。
わたしは、わたしがあまり好きではなかったし、わたし自身を受け容れることが難しかったのです。この理由もしっかりあるのですが、今回は端折ります(笑)

じぶんのなかで寛ぐ、と言われるとどう感じますか?
わたしは、じぶんで居られないので全くもってあり得ない話でした。そうなれたらステキですね(棒読み)くらいの感覚で生きていました。

ところがいつの間にかそんな環境でも、わたしはずっとじぶんで在り続ける事ができるようになりました。話している方に集中して、やってきた感情をキャッチできる。その時に自由に表現するなりしないなり、選択ができます。

どんな顔して聞いたらいいのか、相づちは何が適切か、声のトーン、大きさ…たくさんあるいろいろを考えて考えて演じていたのとは、全く違います。
そんなわたしから、今に至る過程はいろいろあるのですがそれもこれも、凸も凹もいろいろあるそんなじぶんをまぁいいのではないかね!とじぶんにOKを出せたからだと思うのです。
肯定とか受け容れるとか、そういうことではなく、OKをだす。
心理の先生は言いました。
OKは便利ですよね。良いとか肯定とかそういうふうには言っていないけど、OKなのです。便利ですよ、と。
当時はよく分かりませんでしたが、今なら分かります。相手をキャッチできる言葉だと思います。
賛同できなくても、おっしゃっている意味は分かります、という時はOKは便利!
もちろんいいね〜!とか了解!とかにも使える。
じぶんにOKを出すのも、そのくらいまずは軽くやってみて、と言われた気がしました。

心理やセラピーが今の心のあり方のこの場所まで連れて来てくれたんだなと感じます。

帰りの電車で、楽しかったな。いろんな方がいたな。また話してみたいな。また会えそうだな、と呑気に思えるようになっているじぶんに気がつくと、本当に驚きつつも頼もしく思うのです。




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