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幸せとはその瞬間だけに見える幻想なのかもしれない

車のカテゴリー分け

2006年08月18日 09時38分00秒 | 
この夏、乗りたいスポーツカーは?【国産スポーツカー編】

多分この記事すぐ消えるので期間限定です。

車には色々とカテゴリーが存在する。
欧州車は主にセグメントと呼ばれるサイズ別の分け方があるが、日本では特性別の分け方が一般的だ。

スポーツカーとスポーティーカーに分けると面倒の種なので、ここでは取り上げない事にする。


スポーツカーにカテゴライズされる物にはGTカーと呼ばれる物も含まれる事が多い。
グランツーリスモだったりグランドツーリングの略とも言われるが、イマイチ定かではない。
簡単に言えばツーリング向きの車。
要は真っ直ぐ走る事がメインというか。

賛否両論あるのを覚悟で書くが、例えばポルシェ911は本来スーパーカーではなくGTカー寄りの車だ。
コーナリング性能を考えればRRと言うのは不利なのだ。
スポーツカーとして考えても重量バランスと高速安定性が悪く不利である。
では何故RRなのか。
それは後部座席を確保する為だ。
実際には子供しか座れない程度のサイズなのだが、荷物を積んだりと実用性はある。

そういう視点で考えて行くと、フェアレディZは基本的にはGTカーなのだ。
元々北米で売るために生まれた車なのだから当然である。
Zになる前のフェアレディ311は別物。
現行Zはスカイラインの2シーター版。

GT-Rはさすがに元々レースベース車をにらんで作っただけあってGTカー的要素を持ちながら
スポーツカーな動きもできる。
ただし、スーパーGTで使っていたGT-RはFR
である事を忘れてはいけない。

NSXはサーキットでは滅法速い車と聞いている。
ただし、エンジンはレジェンドの使いまわしである事を忘れてはいけない。
さらにエンジンは横置きである。
そしてリアのトランクには専用のゴルフバックが2つ入るよう設計されている。
バブルの時代だったため、その様な要件を備えていないと売れなかったのだ。
だからエンジンが横置きで、リアが長いのだ。
ちなみに当初横置きでJGTCに参戦していたNSXは後にエンジンを縦置きにして
現在のスーパーGTでも縦置きのまま素晴らしい性能を見せている。

つまり、NSXもGTカー寄りの性能を持つ車なのだ。

面倒なのでスープラも同様でGTカーよりであると割愛したい。


このランキングの中で唯一GTカー寄りじゃない車がある。
それがRX-7だ。
まず、車内が狭い。
足回りが硬い。
排気量に余裕も無い。
おかげで低速トルクも無い。
しかし、回して走れば加速も鋭いし、コーナリングは怖いくらいに鋭い。
正直言って私個人としてはFD(最終型RX-7)でツーリングは遠慮したい。
面白い車なのだが、やはり峠とかが似合う車だと思う。


ランエボ・インプは何ともカテゴライズしにくい車だ。
本来スポーツカーじゃない車に無茶なエンジンと無茶な4WDを突っ込んだ車だからだ。
元々ラリー用に作られた車だからまぁ仕方が無いのだが。
GTカーでは無いし、モータースポーツをする為に作られた車という意味ではスポーツカーなんだと思うが。




で、結論から言うと、1位がZというのはやらせじゃないかと思うのだが。
一体誰にアンケート取ったのか疑わしい。

私ならGTカーなのを承知でユーノスコスモ20Bと言いたいところだ。