SS540

失敗なんて気にしない。工作あるのみ!

長ナノ N103 完成

2015-10-04 19:46:44 | 183系・189系-模型
時間がかかりましたが長野総合車両センターの元N103が完成しました。
実物は3月のダイヤ改正により運用離脱・廃車になってしまいましたが個人的には思い入れがある編成でした。
撮影時には必ず巡り会い、ML信州で乗ったときも必ずこのN103でした。



両端のクハがサハ481からの改造で客室窓の高さ、ステップのあるドア、運転台側に移設された方向幕、角形ベンチレーターなどが特徴的です。
実車の写真は前回の投稿を見ていただくとして・・・


6号車 クハ188-102 直江津方先頭車


5号車 モハ189-33 N103編成の中間車は4両全てが新製配置から廃車まで長野を離れなかった189系モハユニットです。


4号車 モハ188-33


3号車 モハ189-39


2号車 モハ188-39


1号車 クハ188-602 長野方先頭車


模型も実物同様に189系の先頭部と489系サハの一部を切り継いであります。


運転室下のルーバーの数も減っています。

クハ188


クハ189


無線アンテナはKATOのAssy、アンテナに続くケーブルは0.2mmの真鍮線です。
改造クハはアンテナの位置が本来の189系の位置とは異なり、側面よりに配置されています。

ベンチレーターはTOMIXのものです。

連結器のカバーはE257系用のAssyを一回り小さくなるように切りだして、元から付いているカプラーに接着したものです。実物は汚れて元の色が分かりにくいですが銀色です。
クハ188-602のカプラー周りはスカートの開口部を小さくし、連結器の周りをクハ188-102と仕様を合わせてあります。工作内容自体はN102を作った時と同じです。


N102編成のクハとの比較。
屋根の上にある排気送風機の位置も改造先頭車と新製先頭車では異なります。

送風機のパーツはトレジャータウンのパーツを使っています。
ホワイトメタル製でバリ等があるので、やすりで形を整えてやるとカッチとした見栄えになります。

改造前に使用されていた方向幕は左右ともに使用されていませんが、きれいに埋められてはいません。
Hゴムもしっかりと残っています。

車体を塗装する前に車種に付属の方向幕パーツを車体に接着してそのまま塗れば良いので再現は楽です。
ジャンパー連結器の再現にE259系のパーツを使いましたが連結面のスッカスカ感が無くなって良いですね。



改造は先頭車に集中し、中間車は塗り替えるだけなので、今回はウェザリングに拘って見慣れた?キッタナイN103編成にしてみました。
パンタ車を中心に屋根がパッチワークのようですので・・・


パンタグラフが撤去され、元々パンタ台があった場所はパテが厚く塗られたのか?濃いグレーだったので再現。

車端部は車体の白が吹き込んでコの字形の塗り分けに。
塗り分けに使ったのはガイアのニュートラルグレーⅠ~Ⅲと黒、GM14番のグレーです。



長野の189系は特に冬期は車体が真っ茶色になるくらい汚れていました。

車体は全体的に裾に泥がはねているのですが、ドアの部分が特にキタナイ。
一旦ドア部分のみに茶色を吹き付けてから裾全体にさらに茶色を吹き付けています。
なぜか先頭車のライト付近は直線的な汚れになっているので、それも再現しておきました。

また運転席側のワイパーは頻繁に使用されているため、汚れの付着が少ないため、ワイパーの動いた形に切り出したマスキングテープでマスキングしてガラスパーツにもうっすら茶色を吹き付けてあります。

ここまで汚すとお座敷運転では逆に浮いてしまうので、展示用のジオラマでも作らないと。
あとは残るはN101。下がり眉毛はあんまり好きではなかったけど、国鉄色のJRマークなしの末期仕様で作るかな・・・

















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