8月に行く広島の計画。
まぁ途中で撮る新幹線や広島で撮る広電の撮影計画は慣れているので鼻歌交じりで直ぐに完了。
いつもの撮影旅行ならばそれだけで済むのですが、折角広島に行くのであればやっぱり外せないモノがありますね。
そう被爆構造物の数々です。
去年の3月に訪れたときは祖母の
「荷物持ち70%&観光ガイド30%」
で雇われたようなモノなので事前学習をしていました。
自分の分の荷物を合わせると2人分だしねぇ~ついでにカメラもあったので超重装備だったっけ。
広島はただの観光地と違い、事前学習をしていくとためになる学習地帯です。
まずはこれ。
平和公園から見た原爆ドームです。
ちなみに立ち位置を変えてレンズも300mmを使うと・・・
こうなります。
望遠レンズの圧縮効果を生かせます。
原爆ドームは元々広島県産業奨励館でした。
写真はありませんがこの次に「爆心地」に行きました。
現在も島病院があります。
原爆は諸説ありますがこの病院の上空550~580mで炸裂しました。
爆撃目標は相生橋でしたが、現在のレーダー誘導ミサイルと違い窓一個単位で狙えるわけではありません。約200mほどずれました。
このほかに去年訪れたのは・・・
・広島城
当時は中国軍管区司令部があり天守閣もありましたが、爆風で消滅。現在の天守閣は鉄筋コンクリートで再建された物です。
石垣は昔のままです。
・広島赤十字病院
建物の一部がモニュメントとして保存されています。
たった4カ所でしたが、祖母の歳を考えればこれ以上は回れませんでした。
今度は若者だけなので市内の遺構をもっと見学して来たいと思っています。
広島の近場では・・・
秋・・・じゃなくて 「安芸の宮島」
スキャン時にホコリが写り込んでますね・・・
10年前に行ったとき、お札を鹿に食べられている人がいました。
奈良公園といい宮島といい鹿には要注意、島の奥に行くと角を切られていない鹿がウヨウヨ居るので危ないです。
今度の広島旅行でも宮島に行きます。
最後に広島から山陽本線に揺られて45分。
山口県岩国にある
錦帯橋
現地の方が読まれて気分を害されると申し訳ありませんが、感想は
「観光地を無理矢理作った感がある。」
です。
なぜかといえば「岩国城の天守閣」景観の為に元の天守の位置からシフトした位置に再建しています。
城好きなので色々城を見てきましたが景観第一主義の城は初めてでした。
正直、好かない。
歴史を曲げてまで観光地を作る必要性に疑問を感じます。
岩国に行った理由は天守よりも橋。
いやぁ~専門柄、全景もいいのですが、構造も非常に気になります。
でまたまた専門柄気になったことが・・・
ガイドの方(かなりご高齢の男性の方でした)が説明してくださったのですが説明の中で・・・
「錦帯橋は5径間のアーチ橋で云々・・・・・」
完璧に間違ってるし!
まぁ普通の人なら疑問は感じないでしょう。
正しくは
両端の1径間は桁橋、中間の3径間はアーチ橋
です。
径間とは橋脚と橋脚の間のことです。
余談になりますが、川岸の事を左右を区別して右岸(うがん)、左岸(さがん)と言ったりします。右岸とは川の流れに沿って右側、左岸とは左側です。
錦帯橋の右岸側が岩国城です。
話を戻します。
実は錦帯橋の両端の橋はアーチ状に見せているだけでアーチ橋ではありません。
見分け方は簡単です。
錦帯橋の全景写真をネット等で探して見てもらえれば分かりますが。
両端の1径間の部分は「柱」がアーチの部分にも付いています。
本物のアーチ構造であればアーチ両端の橋脚以外支えは必要ありません。
なので両端の橋は景観を配慮してアーチ状に橋を作っただけで、アーチ構造ではありません。
工学分野でのガイドの話って結構間違っている事が多いのが現実です。
以前、ダムでも重力式、アーチ式、ロックフィル式をごっちゃに話している方が居ました。
ただ専門家ではないので仕方がないですね。目くじらを立てる事でもありませんし。
この手の場合、情報をどこから入手するかによっても違ってくると思います。
情報源にもよりますがネットで調べて分かった気になるのが一番危険。
複数の情報源から情報を得て自分なりに精査するしかありませんね。
岩国関連ではもう一つ思い出が。
高校2年の修学旅行でハワイに行った時です。ホテルのエレベーター内で初老の男性と一緒になり英語で話しかけられました。
「Do you come from Tokyo?」
日本人=東京と言う発想でしょうか?
まぁ東京人なので
「Yes.」
と答えました。
そしたら
「I lived in Iwakuni.」
もしや?と思い。
「Marines?」
と言ってみたら。
案の定そうだとのこと。
元在日米軍の方でした。
この後の会話は覚えていませんが、緊張しまくっていたのを覚えています。
8月はもう一カ所。呉にも行く予定です。
もちろん大和ミュージアム目当てですが、ココにも貴重な遺構があります。
アレイからすこじま公園岸壁
軍港時代の設備一式が保全され、日本の昔の港湾工学技術を見学出来ます。
いやはやここまで○○分野重視で行くと後輩から引かれそうだ・・・
ちゃんと「鉄道ネタ」も準備するのでお許しを(笑
8月は恐らく時間の都合で錦帯橋には行けませんが、広島に関してはお勉強しておかないと。
まぁ途中で撮る新幹線や広島で撮る広電の撮影計画は慣れているので鼻歌交じりで直ぐに完了。
いつもの撮影旅行ならばそれだけで済むのですが、折角広島に行くのであればやっぱり外せないモノがありますね。
そう被爆構造物の数々です。
去年の3月に訪れたときは祖母の
「荷物持ち70%&観光ガイド30%」
で雇われたようなモノなので事前学習をしていました。
自分の分の荷物を合わせると2人分だしねぇ~ついでにカメラもあったので超重装備だったっけ。
広島はただの観光地と違い、事前学習をしていくとためになる学習地帯です。
まずはこれ。
平和公園から見た原爆ドームです。
ちなみに立ち位置を変えてレンズも300mmを使うと・・・
こうなります。
望遠レンズの圧縮効果を生かせます。
原爆ドームは元々広島県産業奨励館でした。
写真はありませんがこの次に「爆心地」に行きました。
現在も島病院があります。
原爆は諸説ありますがこの病院の上空550~580mで炸裂しました。
爆撃目標は相生橋でしたが、現在のレーダー誘導ミサイルと違い窓一個単位で狙えるわけではありません。約200mほどずれました。
このほかに去年訪れたのは・・・
・広島城
当時は中国軍管区司令部があり天守閣もありましたが、爆風で消滅。現在の天守閣は鉄筋コンクリートで再建された物です。
石垣は昔のままです。
・広島赤十字病院
建物の一部がモニュメントとして保存されています。
たった4カ所でしたが、祖母の歳を考えればこれ以上は回れませんでした。
今度は若者だけなので市内の遺構をもっと見学して来たいと思っています。
広島の近場では・・・
秋・・・じゃなくて 「安芸の宮島」
スキャン時にホコリが写り込んでますね・・・
10年前に行ったとき、お札を鹿に食べられている人がいました。
奈良公園といい宮島といい鹿には要注意、島の奥に行くと角を切られていない鹿がウヨウヨ居るので危ないです。
今度の広島旅行でも宮島に行きます。
最後に広島から山陽本線に揺られて45分。
山口県岩国にある
錦帯橋
現地の方が読まれて気分を害されると申し訳ありませんが、感想は
「観光地を無理矢理作った感がある。」
です。
なぜかといえば「岩国城の天守閣」景観の為に元の天守の位置からシフトした位置に再建しています。
城好きなので色々城を見てきましたが景観第一主義の城は初めてでした。
正直、好かない。
歴史を曲げてまで観光地を作る必要性に疑問を感じます。
岩国に行った理由は天守よりも橋。
いやぁ~専門柄、全景もいいのですが、構造も非常に気になります。
でまたまた専門柄気になったことが・・・
ガイドの方(かなりご高齢の男性の方でした)が説明してくださったのですが説明の中で・・・
「錦帯橋は5径間のアーチ橋で云々・・・・・」
完璧に間違ってるし!
まぁ普通の人なら疑問は感じないでしょう。
正しくは
両端の1径間は桁橋、中間の3径間はアーチ橋
です。
径間とは橋脚と橋脚の間のことです。
余談になりますが、川岸の事を左右を区別して右岸(うがん)、左岸(さがん)と言ったりします。右岸とは川の流れに沿って右側、左岸とは左側です。
錦帯橋の右岸側が岩国城です。
話を戻します。
実は錦帯橋の両端の橋はアーチ状に見せているだけでアーチ橋ではありません。
見分け方は簡単です。
錦帯橋の全景写真をネット等で探して見てもらえれば分かりますが。
両端の1径間の部分は「柱」がアーチの部分にも付いています。
本物のアーチ構造であればアーチ両端の橋脚以外支えは必要ありません。
なので両端の橋は景観を配慮してアーチ状に橋を作っただけで、アーチ構造ではありません。
工学分野でのガイドの話って結構間違っている事が多いのが現実です。
以前、ダムでも重力式、アーチ式、ロックフィル式をごっちゃに話している方が居ました。
ただ専門家ではないので仕方がないですね。目くじらを立てる事でもありませんし。
この手の場合、情報をどこから入手するかによっても違ってくると思います。
情報源にもよりますがネットで調べて分かった気になるのが一番危険。
複数の情報源から情報を得て自分なりに精査するしかありませんね。
岩国関連ではもう一つ思い出が。
高校2年の修学旅行でハワイに行った時です。ホテルのエレベーター内で初老の男性と一緒になり英語で話しかけられました。
「Do you come from Tokyo?」
日本人=東京と言う発想でしょうか?
まぁ東京人なので
「Yes.」
と答えました。
そしたら
「I lived in Iwakuni.」
もしや?と思い。
「Marines?」
と言ってみたら。
案の定そうだとのこと。
元在日米軍の方でした。
この後の会話は覚えていませんが、緊張しまくっていたのを覚えています。
8月はもう一カ所。呉にも行く予定です。
もちろん大和ミュージアム目当てですが、ココにも貴重な遺構があります。
アレイからすこじま公園岸壁
軍港時代の設備一式が保全され、日本の昔の港湾工学技術を見学出来ます。
いやはやここまで○○分野重視で行くと後輩から引かれそうだ・・・
ちゃんと「鉄道ネタ」も準備するのでお許しを(笑
8月は恐らく時間の都合で錦帯橋には行けませんが、広島に関してはお勉強しておかないと。
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