![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/03/17/0c5823d5de94d126615f319ba854316c.jpg?1651060027)
強く憧れ、その要素のひとつである
「読書」を続けている。
まぁ、言うても、アンタ。
内容を殆ど覚えてないものも多いので、
それを読書と言えるか、我ながら
疑問ではある。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/68/db/fdf263f96aad9375f8a5cd4c028dde91.jpg?1651057919)
殊に、言葉に関する本が好きで
自分で探し出しては買っている。
数々読んだが、この本が一番
気に入っていた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2e/33/2ef3be7561c7799067745a3f98c58a14.jpg?1651064747)
言葉に対する愛情に溢れた本ではあるが、
ただひとつだけ引っかかることがあった。
それは、(笑)という表記。
この本に限らず、最近の本は、
ここ笑うとこ、とばかりに(笑)という
表記が目につくのだよ。
笑う箇所は、読者に委ねればいい。
先日、書店を徘徊していたら、
ついに私は「先生」と呼ばずには
いられない本と出会ってしまった!!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/19/56/fe8cd4aa4d1f380fb8a0cf2d6ed58660.jpg?1651065641)
読みやすさ、理解のしやすさ、リズム、
文字の大きさ、比喩のわかりやすさ、
何をとってもパーフェクト!
さすがは外山滋比古!
彼の本は、過去にも数冊読んだけど、
ものによっては難解だ。
でも、これは、まさにスポンジが
水を吸うようにス〜っと読める!
読了感の良さや満足度の高さは、
以前のお気に入りの比ではない。
この手の本を色々読んだけど、
もうこの一冊入魂でいい。
一番最初の「はじめに」のページ
だけでもハッとさせられる。
ちょっと、紹介しよう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/71/af/85c7bb720f111bcdd14fae8d2b017808.jpg?1651066678)
私は、この数行を読んで、
涙がボッロボロこぼれた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/10/07/042c33202a8118db870a79f4171cbd56.jpg?1651067430)
せやで、ほんま。
言葉の表現は心。
心を養わなければ、人を感動させたり
ハッとさせたり出来まっかいな。
誰でも簡単に身につくかのような、
安直な文章術系の本が氾濫している気が
してならない。裏を返せば、それだけ
文章産出能力が低い人が多いんだろうな。
そういう人は、文章術の本を読む以前に、
散歩して景色を見てみたらどうかな?
観察力が圧倒的に足りてないんだと思う。
簡単に手に入るものは、
崩れるのも早い。
はやりの文章術系の本は
参考程度にしておいた方がいい。
結局のところ、自己啓発書と同じく、
基本は先人がすでに書いている。
原理原則さえ分かっていれば、
センセーショナルなタイトルの本など
買わなくていいのだ。
知的文章術は、私の中で
ベスト・オブ・ベスト。
てのひらサイズなのに、知識の宝庫であり、
先生と呼べる本が、ほんの700円で
買えるなんて、読まない理由なんてないね!
もう2冊、私のオススメの本を紹介しておく。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0d/d9/98b43555a2c2ba155ab53473a8415265.jpg?1651069867)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/18/82/63a9b83fe8c608481d0b795f99c04b2b.jpg?1651069867)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1d/5f/184cfd199e6e579c7a9d522e36b6f811.jpg?1651069922)
知的文章術と同様、至極まじめで、
なるほどなるほど!と
感心しきりの内容だよ。(赤い本2冊)
ではでは、またね!