100円本の気持ち。

Parenting is over.
What should I do from now on?

岩槻警察署リターンズ。

2006年03月12日 | 100円本

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突然、岩槻警察署より電話がかかってきました。

 

『あの、私○○と申しますが。岩槻警察です・・・。』

 

またかよっ!

 

携帯に警察署の電話番号を入れっぱなしだったので、

着信ですぐわかりましたが。

 

『まだなにか?』

『じつわですね、お、め、で、とう!ございまーす!』

『なんとさんが来署十万人目なんですー!』

『は?』

『ですから、当警察に何らかの手続きで来署した

百万人目があなただったんです!

本当におめでとうございます。

イヤー担当の本官も鼻が高いです。』

『はぁ。』

『それで近く署にきていただき、賞状とピーポ君との記念撮影、

それに副賞をお受け取りください』

『はぁ。で、その副賞はなんですか?』

『なんと、二年六ヶ月懲役の旅!どうですか?

規則正しい生活と健康的な食事でダイエットできますよっ!

どこのフィットネスクラブのイントラでも

24時間管理してくれるところはありませんよっ!』

『そ、そんなのいりませんからっ!』

『え?要らないんですか?残念ですな~。それじゃ、取調べ体験ツアーは?』

『結構です。』

『え~。めったに体験できないですよ。もったいないなー。

昼食つきなのに。カツ丼・・・。』

 

『いりません!』

『署内見学スタンプラリーっていうのはどうですか?』

『はぁ?』

『各部署をまわりながら一箇所につき

一本ずつ右手の親指から押捺していくんです。

楽しいですよ!20本の指のスタンプ全部揃ったら

記念に本署のデータベースに登録することができます。

全国どこでもあなたの指紋が照会できるんです!うれしいですね!』

『うれしくありませんから!』

 

 

 

 

 

さて、

 

妄想はこれくらいにしまして電話がかかってきた時点で予想できましたが、

覚書を書いて欲しいとの事。

(やっぱり必要なんジャン!)

『人身事故の取り下げは成立しているのですがね、

申し訳ありませんがそのー、 さんが相手の○○さんと交わしたような

覚書をこちらに対して書いていただきたいんですよ。』

『それでですね、2日はどうでしょうか?その日私、宿直なんで』

(あくまで向こうの都合)

『は?郵送とかじゃダメなんですか?

目の前で書かないといけないんですか?』(ワケワカラン)

『はい。申し訳ないですがそうなんです。』(キッパリと)  

『わかりました。会社の帰りに伺います。もし、事故処理ででかけていても別の人で都合がつくようにしておいてくださいね。』

(前回、すっぽかしくってますから)

『わかりました。その様にしておきますのでよろしくお願いします』

会話の最中はズーット私を睨んでいました。恐い・・・

 

ってことで当日岩槻警察署へ行くと・・・。

受付で担当の警察官を呼び出してもらい 交通課は取り込み中とのことで、

通されたのがな・な・なんと 

 

 取調室(たぶん)

 

 

お初~と無邪気に喜んでしまいました。

まぁ1階の交通課のすぐそばですから非行少年少女とかちょっとした

事情聴取等に使用されているのでしょう。

もしかしたら正式な名称は違うかもしれませんが

用途は間違いなく取り調べでしょう!

 

室内の様子は、

ドアから入ってすぐ事務机が一つに電話器がのっているだけ。

あとデスクマット。窓なし。マジックミラーなし。

机をはさんで向かい合って座ればいっぱいいっぱいの長方形の狭いお部屋です。

もちろん私は奥に座って警官がドア側に陣取りました。

これは逃げられない

 

警官が席をはずしている間に観察していると、

右側の壁、机の高さくらいのところへびっしりと

 ○○参上!とか○○上等!と地域名、族名や名前(書くか、普通?あほ?)

などの落書きがたくさんありました。

やはり暴走族の少年などが捕まってここで取調べを受けていたのでしょうね。

それにしても取り調べを受けて”参上”もないもんだ。

結構、公衆便所の落書きみたいでおもしろかったですよ。

戻ってきた警察官が持ってきたのは紙とボールペン、

書式のフォーマットと思いきや文面のお手本はなし。

 二人で文面を考えながら(なんでやねん?)作成しました。

書きながらいろいろ話していると

去年の事故の事務処理を年越ししてしまった為に上司に結構怒られたらしい。

(あの後ももしかして机の中であたためてとか?)

どう処理するか(最終的な落としどころを)いろいろあたって調べたとのこと。

で、覚書を書いてもらうことになったらしい。

本来は受理されて点数が入ると取り下げは無理ウンヌン。

でも、人身に切り替えに行った時、保留にしますとはっきり言ってましたけど?

お互いの主張がかけ離れてるから・・・とかで。

それでもう一回来いっていってたのでは。

(いつの間にか受理になってたけどね。)

まあ、正味30分位で警察署を無事(?)でてきたと思います。

面倒でしたが本格的な取調室ではなくても

似たような部屋を見学できただけでも良しとしますか。ネタになったし。

  

さて、今回の件ですがあくまでも私の推測

結局のところ、最初物損事故で処理したものを翌日に人身事故に切り替え。

(これはアリ)

で、また(これが気に障った?)取り下げて物損にしたのが

気に入らなかった。

書式が無いところをみると前例も無かったのでしょう。

しかも処理を担当した者が安請け合いしてしまうし。

ネットで見たところ、一旦受理されてしまうと結構取り下げは難しいらしい。

(私の場合、しかもアポをすっぽかして借りを作った挙句に、

一筆も取らないで受理してしまった)

で、上の方で怒っちゃってごねたんでしょうね。

もう一回呼び出して、一筆取らせろみたいな。

担当の警察官は気の毒に思いますが、何なんでしょうね?

本当に暇なトコなんでしょうね。

我々パンピーは呼び出せば

万障繰り合わせてすぐ飛んで来ると思っているんですから。

そういえば担当が言ってました。

『相手の○○さん。なかなか都合がつかないみたいなんですよ。

忙しいんでしょうかね?』

それが普通の対応だと思いますが?

やっぱり、感覚がずれているんでしょうね。

だいたい既に済んだ話で呼び出し。しかも今、年度末だって。

職種によるけどクソ忙しい時期ですって。

私はブログネタになるんですぐに協力しましたが。帰り道だし。

あやうくプッって噴出すところでした。

まあ、これで上の人の顔も立ったでしょう。

 

もう、(呼び出しは)ないよね?

 

 

 

P.S.そういえば、なんで自宅ではなく携帯に電話してきたんだろう?

やっぱりこのブログ読んでてを避けたとか? 

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2 コメント

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やっと・・ (cocteau-s)
2006-03-13 10:02:38
やっと、終了って感じですかね?

しかし、ホントに

「来署○番目、おめでとうセレモニー」

が、あるのかと思っていしまいました。

だって、よっぽど暇そうですから・・

ちょっぴり、

景品のピーポ君に引かれてしまいました。
返信する
お返事。 (100円本)
2006-03-13 20:56:01
ホントに何をやってんでしょうかね?

ただ、縦の組織ですから大変なんでしょうね。

上から言われたことは矛盾していてもやらざるおえないのでしょう。

まず面子、建て前ですからね。

お役所とは又違う味がありますね。
返信する

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