唯一の特技ピアノ演奏。 有効活用できず。

私は何をしたいんだろう。
たまに演奏動画YouTubeアップします☺️

そして、バトンは渡された

2020-10-23 14:35:00 | 日記
去年の本屋大賞。
図書館予約がやっと回ってきて本日返却期限。

借りてすぐに義理の家族に回し、いつもこういうのを回すと大喜びなんだけど、今回は「私、古いのかしら、よくわからないわ」というメモ書き付きで戻ってきていた。

毎晩寝る前に少しずつ読んでいたものの、のめり込んで一気読みまではいかず、本日返却期限。

途中はしょりながら、生協が来る前になんとか読み終えた。

主人公の一人称で進んできたストーリーが最終章だけ父親の語りになるのは、泣きたくなる演出だった。

今日になってピアノの話が出てきて、そこは、はしょらないで読んだ。

ピアノが家にあること、ピアノが弾けること、それはやっぱり贅沢なことなんだな。贅沢を当たり前に享受してきてその結果を仕事にして生きるのが義務なのにできないというのは、更なる贅沢でしかないのか。

この本のテーマはそこではないんだけど。😆

主人公の恋人が、ピアニストから料理人の修行へ方向転換中という場面ではこんな台詞があった。
「俺、大学で毎日ピアノを聴いてて思ったんだ。音楽はすばらしい。だけど、寝食を削って奏でるものではないって。ストイックに全身全霊を傾けて鳴らされた音が神経を震わせるのは確かだけど、俺が聴きたいのはそういうんじゃなくて、もっと穏やかな光をもたらしてくれるような音楽だって。必死な高尚な音楽もすばらしいけど、何かしらこの曲いいねって思えるような音楽がちょうどいい気がする。」

その彼の別の台詞。
「俺、ロッシーニ(作曲家)みたいになりたいんだよね。」
「ロッシーニは音楽活動の後、レストランを経営したんだよ。やっぱり行き着く先は食なんだよな。」
「美しい音楽かおいしいごはんか。迷うとこだけど、どちらが人を幸せにできるかと言ったら、後者になるんじゃないかな。」

すみません、この本のテーマはそこではないんです。😆
それに、彼はピアノに戻るっぽいし。☺️

一番のテーマは「家族」なのかな。最終章はちょっと泣けた。

それでは、図書館に返してきまーす😊

昨日に続き·······


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ずっと保管したままだったスカーフをこの前ちょっと欠けちゃった髪留めでとめた。花柄綿ニットは、1991年、英国在住の友人にロンドンを案内してもらってる時に街角の洋服屋さんで買った。大事にしていたけど毛玉目立ってきたし、日常着に。はいてるデニムスカートも同じ頃に銀座ローラアシュレイで買って、こっちはヘビロテしている。

英国も銀座もローラアシュレイも、もはや別世界。😆

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