hiro’s

僕は何のために生まれてきたの?
誰かのために力になれてるかな?
思うことを言葉にしてみよう

指示とタックル

2018-05-24 11:59:06 | 日記
日大アメフト部の選手が試合中に、明らかにプレーしていない、相手方の関西学院大のクォーターバックの選手にタックルした問題。

今や世界中に拡散されている。

負傷した選手の父親は会見し、後に告訴状を提出。

タックルした日大の選手は顔と名前を公表し、独りで記者会見に臨んだ。
二十歳の宮川選手。その潔い会見は、監督とコーチの指示が有ったことを公にしたが、プレーした自分に非が有るとし、指示した側を責めることは無かった。そして、アメフトを続ける権利は僕には無いと。

翌日、慌てたように内田前監督と井上コーチが会見。
残念ながら、監督は自分の指示は認めなかった。日大広報の司会者も大失態。組織を守るための会見は、宮川選手や学生を守ろうという誠意は全く感じられなかった。

宮川選手と井上コーチは高校生の頃からの関係でもあったのに。

選手の単独会見は、本当に辛いものがあったが、彼は勇気を持って真実を語ったように見えた。

組織が大きくなれば、傲慢になる。
誰がどう見ても子供の勝ち、大人の負け。

みっともなくて、反吐がでる。

僕も子供の頃は、スパルタ全盛期で、どんな運動部でもこんな雰囲気はあった。その時の指導者の意図も分かっていた。今回の日大の指導者の意図はどうだったのか?勝つことだけが優先されたのか?勝つことってどんなことだ?

今回の日大の問題は、対応があまりにも後手後手で、しかも組織防衛有り有りで、当事者の大人の心が腐って見えた。

やはり、どんな時も、人間、潔いが一番だ❗

そう改めて学ばさせてもらった。
傷ついた関西学院大、日大の両選手の将来が明るく開かれることを切に望みます。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする